研修中によく寝る受講生がいる。疲れて寝るというより「こんな話、聞いても意味無し。俺には他に専門分野がある」最初から決め込んでいるようだ。中村天風によれば、この姿勢は知らないことを知っている人へのコンプレックスからの逃避の証という。自分にも身に覚えがあるから、天風の指摘はよくわかる。本当にできる人はそんな姿勢はとらない。