NHKの特番でもやっていたが、江戸時代からある相撲の八百長に「人情相撲」というのがあるという。相手のことを慮って強い者が「わざと負ける」というもの。大人が子供と相撲をとって、大人が負けてやるような相撲だ。ただし、人情相撲の一番大事なところは「勝った方が相手がわざと負けてくれたことに気がつかず『自力で勝った』と思うこと」である。そこには日本人固有の優しさを感じる。