最終盤になって大河『平清盛』を観ている。テーマ曲である「遊びをせんとや生まれけむ」は、貴族のお気楽な生き方を描いたもの。後白河上皇との双六のシーンは、武家の世を目指した彼が、貴族に染まっていくことを表していた。支配の構図が変わる瞬間にだけ存在する、前と後を繋ぐ中途半端な存在。戦国の豊臣秀吉、幕末の西郷隆盛、第二次世界大戦の山本五十六。理想と現実の自己矛盾の中に居た彼らと清盛が同じ存在に見えた。