『平清盛』の中で、鎌倉の頼朝に武士が参集するシーンがある。そこで鎌倉殿のやり方を伝えるシーンがある。「我らが殿をお支えする。殿は我らを守る」。短い言葉だが、武士たちはこの言葉に「おおっ!」と驚く。平家の強権的なトップと絶対的服従の関係と異なるからだ。平家は「武家の世」を目指したはずだったが、結局は『平家の世』しか作れなかった。エゴを持つ人は、人から支持されないのは今も昔も変わらないのだ。