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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
25日の『あまちゃん』で薬師丸ひろこが『潮騒のメモリー』を歌うところを観て涙が止まらなかった。ドラマの中では薬師丸が音痴だという設定で、歌の代役をずっと小泉今日子が務めてきた。が、影武者ゆえに小泉は自らがアイドルになる道を絶たれてしまう。その薬師丸が被災地のために「もう逃げるのは嫌なの。下手でもいい。不完全でもいい。自分の声で歌って笑顔を届けたい」でいいと開き直り、初のリサイタルを行う。そして本番、音痴露呈に備え舞台裏には小泉が控えていたが…薬師丸は見事に自分で歌いきって、自分の責任を果たした。「置かれた場所で咲きなさい」というが、いつまでも代役に頼っていては成功しない。2004年8月16日のこの日記にも書いたが、本人に意思がある場合、周囲の我慢が人を育てる。期待して、厳しく接しながら、その人の成長を待つ。薬師丸の昔ながらの歌声は、誰かの成長を待つ辛抱強い人たちへの鎮魂歌のようだった。 |