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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
寺島実郎先生の講演会でもうひとつ面白かったデータは、「川上インフレ川下デフレ現象」。2000年を100とした場合、原材料費は251と2.5倍になった。中間財は117、最終財は86.特に最終財のうち耐久消費財は59。また2013年比でも、原材料費は17.0%増、中間財は5,5%増、最終財は2.8%増である。つまり、原材料比の値上がりを企業はなかなか価格に転嫁できず、付加価値を伸ばすことができないのだ。よって企業は、賃金を政府の要求通りに上げられないのである。そんな中で企業が勝ち残ろうとするのなら、スピードしかない。早くやればそれだけ人件費を圧縮でき、その分コストダウンできる。カンブリア宮殿を見ていても「どこよりも早い試作品を作る会社」「どこよりも早い印刷屋」などが出てくる。私のクライアントも新規事業は「速さ」を売りにし、実現する仕組みを築いた企業はいずれも成功している。迅速なサービスは、コストダウンを求める企業の切実な要求なのだ。
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