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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
登山家で先ごろブロード・ピークを制した栗城史多さんのコメントに感動した。曰く「指を失うことで一番怖かったことは、夢を失うこと」。彼は前回の登山時に凍傷で手の指9本の第二関節から先を失った。今回、その指のない体で、再び無酸素・単独登頂に挑戦したのである。その挑戦心にはただただ驚かされるばかりだが、彼の表現から自分が会社を辞めた時、実は「何かを失うことが怖かった」のではないかと振り返ってみた。私には失いたくないものがあった。それは「経営者にインパクトを与えるVividな感性」や、「共感力を生む生き様」である。サラリーマン・コンサルタントはリスクをとらない。が、経営者はリスクをとっている。そんなアンバランスな関係を続けることで、V字回復コンサルティングに決定的に必要なそれらを失ってしまうのではないかということだ。今、独立してその感覚に満ちた仕事をしている。これをとても幸せと思う。
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