2003年07月22日(火) |
資産運用の入り口 なのです |
「姜(かん)さん、 ○○という金融商品ってどうなんですか・・?」
この言葉は 相談業務 の中で よくお客さまからお聞きします。
わたし自身、 自分のことを「資産運用設計に特化したFP」 だと思っています。
しかし、わたしの本管は ファイナンシャルプランナー です。
お客さまの『家計の状況』を把握することなしに、 資産運用のお話はいたしません。
毎月の収入・支出の内訳 をお聞きするのは、 それが相談業務の“前提”だからです。
「お金を殖やしたい」 「金融商品について知りたい」 「投資のノウハウを学びたい」・・
そういうお気持ちはよくわかるのですが、 資産運用はそれがすべてではありません。
まずは【収支の健全化】です。 (一にも二にも 収支の健全化・・)
例えば、毎月30万円の支出体質であった家計が、 27万円に改善されたのなら、 これ自体が立派な『資産運用』です。
(約 10% の支出削減・・)
よく考えてみてください。
6%の利回りを獲得するのは至難の業ですが、 6%の節約はそれほどむずかしいことではありませんよね?
(リスクもほとんどありませんし・・)
さて、皆さんは 支出の削減 と聞いて どんなことをイメージされますか?
スーパーの特売日をチェックする。 お風呂の残り湯を洗濯に利用する。 電気のスイッチをこまめに切る、など。
わたしは思うのですが、 「何に使ったか 思い出せない支出」を追跡し、
それを削減することが(実は) いちばん効果が大きいのです。 『その他の支出』と呼ばれるものですね。
例えば、外食・お茶代・交際費。 レジャー・遊興費・ショッピング・・。
最近1ヶ月でどんなモノをいつ消費したのか、 皆さんちょっと思い出してみてください。
「何に使ったか 思い出せない支出」は、 (実は)いちばん節約しやすい支出 です。
< 何に使ったか思い出せないほど、 家計の中で 重要度 が低いのですから・・ >
そしてもうひとつ、 【収支の健全化】で大きな役割を果たすのが、 生命保険の見直し なのです。
皆さん、生命保険の保険料も 「立派な支出」ですよ。
また、皆さんと『金融商品』の関わりにおいて、 いちばん身近に存在するのが 生命保険 だと思います。
この生命保険としっかり向き合うことが (広義でいうところの)資産運用の入り口 なのです。
27日のなっとくセミナーでは この生命保険について、 ファイナンシャルプランナーの小幡 賢治さん に お話をいただきます。
わかりやすいトークに定評のある 保険のスペシャリストです。 ぜひ、ご参加ください!
なっとくセミナー Vol.27 【あなたの保険が危ない!?】 〜 超デフレ時代の保険見直し術 〜
ライフナビゲーションシステム有限会社 代表取締役 CFP ファイナンシャルプランナー 講師: 小幡 賢治(おばた・けんじ)さん
< 講師からのメッセージ >
生命保険の「予定利率引き下げ」が いよいよ視野に入ってきました。
自分の保険だけは大丈夫!!と思っていても 果たして本当にそうなのでしょうか?
これまでの 常識 が通用しなくなってきた今・・。
ほんとうに安心できる“保険の加入方法”を 検証していきます。
【セミナー内容】
● 意外と簡単、生命保険のしくみ(3つの基本形) ● 保険会社がつぶれたら・・(ズバリ、どこが危ない?) ● 予定利率の引き下げ・・何がどうなる!?
● 自分にピッタリの保険とは?(必要な保障額の見積もり方) ● クオリティーの高い保険商品の選び方 ● ほんとに良いの?(最近TVや新聞などで話題の保険商品たち・・) ● これからの時代、保険で本当に安心するためには?
日時: 7月27日(日) 14:00〜16:00 会場: 神戸生活創造センター 6F 講座研修室 (JR神戸駅 南口 クリスタルタワー内) 定員: 20名 参加費 1,000円(要予約)
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