コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2003年07月23日(水) (何度目かの)わたしの 金融政策提言


こんにちは、カン です。

(久しぶりの)政策提言 の時間がやってきました。
えー、まずは・・

● 銀行さん、預金口座管理料、取ってください。

(その代わり、社員の報酬体系をはじめ抜本的なリストラを
行ってください。← もう 行員 という言い方は止めましょう)

● 郵便局さん、税金・預金保険料 を払ってください。

これ以上、社会主義を跋扈させるのはよしましょう。
預金限度額は 一人当たり500万円 にしてください。

上記と同じく、社員の報酬体系をはじめ
抜本的なリストラを行ってください。

投資信託の販売 は大いに結構だと思います。

と、ここまで書いて・・


●(大事な一提言)

そもそも、預金・保険・債券・株式・投資信託などの金融商品を
「ひとつの窓口」で購入できるようにしてください。 金融庁さん!


●(それから、)

ふつうの会社では以下のような
「手続き」が自然に行われていますね。

フィットネスクラブにて・・。

「すいません、わたしAコースから
(料金がもう少し安い)Bコースに変更します」

「はい、わかりました」

「すいません、このフィットネスクラブ、退会します」

「はい、わかりました」


生命保険会社さん、

保険商品の契約者が減額をしたり、
解約したりする際の「手続き」をスムーズに行ってください。

(契約者には契約内容を変更する 権利 があるのです)

それから(いいかげん)
死差益・費差益・利差益 の内訳を公表してください。

社会的影響の大きい 金融機関 が
『基本的な情報開示』を未だに渋っておられること自体、
信じ難いことです!


● 政府系金融機関さん、低利の貸出しを止めてください。
  (民業圧迫です!)

それよりも、金融機関が「貸出し債権」を
証券化する際の受け皿になってください。
(住宅金融公庫のように・・)

要は、民業の邪魔をするのではなく、
縁の下から支えていただきたいのです・・。


● 金融庁さん、○○銀行、○○証券、
○○保険 という 名 を(金融機関の名前として)
付けないといけないのはおかしいのではないですか。

○○金融会社 という
金融機関があってもいいではないですか。


● 財務省さん、証券税制 は、
金融税制 として一本化してください。

銀行の利子も、債券の利息も、
株式の配当も売却損益も、

投資信託の分配金も売却損益も、
「損益通算」できるようにしてください。

そして フラットな税率を適用してください。

あっ、それから、
相続時における「不動産の評価額」の優遇を
止めてください(アンフェア、です)


● 日本証券業協会さん、はやくジャスダック指数、
あるいはJストック指数の ETF を組成してください。

(投資の選択肢 を広げることが、
投資家に対するサービスだと思いませんか?)


● 東京証券取引所さん、東証上場の企業群で、
バリュー株式、グロース株式の指数 を開発してください。

それから、日本証券業協会さん と協力して、
全上場企業 のトータル・ストック・インデックス(指数)を
開発してください。


それと(取りあえず)S&P500 との連動を目指す
ETF(スパイダーズ等)が売買できるようにしてください。

今現在、東証 外国部 にいったい
何社の 海外企業 が上場しているのですか?

このままでは「東京マーケット」だけが
世界から取り残されてしまいます。

日本に住む投資家の不利益を考えてください!


● あっ、それから金融庁さん。 

投資信託の 販売手数料の多様化 を促してください。

Aファンドを 店頭 で購入しても、
オンライン証券 で購入しても、
購入手数料が同じだなんておかしいです!


● 政府さんへ。

株価対策など要らないことはしないでください。
マーケットに精通している人をもっと抜擢してください。

それから「ペイオフ」の完全解禁は
予定通り2005年4月に行ってくださいね。

個人的には「当座預金」についてのみ、
全額保護 を継続させればよいと思います。

あー、なんだか疲れてきました(笑)


また思いつくことがあったら、
提言をさせていただきます・・(カン)


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