2004年06月30日(水) |
ETF という新たな概念 |
こんにちは、カン・チュンド です。
さて、いちば自体 に投資する 「インデックス運用」についてお話していますが、
その際 たいへん便利な【道具】が ETF(上場型インデックス・ファンド) と呼ばれるものです。
ETFの 特徴 は(何といっても) いちば自体 に投資しながら
(つまり、ファンド でありながら) 株式 と同じように取引できること・・。
したがって、
・売り買いのしやすさ(= 流動性)が高いです。 ・株式 として売買されるので、 ファンドの維持コストが低いです。
投資 と聞くと「ああ、個別の株(かぶ)を 売ったり買ったりすることでしょ」
と思われる方が多いのですが、 実は 別の道(方法)があるのですね。
わたしの主張は極めてシンプルです。
「いちば自体に ETF という道具を用いて投資をしましょう!」
というもの。
投資 という行為が 人間の英知 である以上、
その「方法論」は(長い年月をかけて) 多様化され、進歩すると考えます。
私たちは(投資を行う際) 勝利の女神 を信じる必要はないのです(笑)
(その国の 経済成長 を信じていればよいのです・・)
わたしの主張はまだ(日本における) モロッコ料理 くらいの知名度しかありませんが、 (モロッコの方、ごめんなさい・・)
「多数派が いつでも正しいとは限らないのです」
少額から投資でき、リスク分散に長け、コストが低く、 その内容がシンプルでわかりやすいインデックス運用は 遠からず 投資のイメージ を一新させるでしょう。
実は、世界で80以上の ETF を 組成している会社があります。
BGI <バークレイズ・グローバル・インベスターズ>
(本社は サンフランシスコ にあります)
この会社は 各々のETFに対して iShares というブランド名を冠しています。
iShares のホームページを見ていただくと、
NEW School of investing i Shares というコーナーがあり、
そこでは 60秒の コマーシャルメッセージ が流れています・・。
大気 が揺れ、潮の目 が変わる。 大地 は海の波間を移動するが、
私たちが立っている「地上」は 何一つ変わっていない。
「地上」ではすべてが同じように見え、 同じように聞こえる。
しかし、あなたもわたしも 「何かが」変わろうとしていることを知っている。
それは私たちの「考え方」であり、 運用者の「運用のしかた」であり、 アドバイザーの「アドバイスのしかた」である。
株式も債券もファンドも 以前と同じように「いちば」で取引されている。
しかし、 今 新しい「道具」が登場する。
それは新たな 優先順位 であり、 新たな 期待 であり、 そして新たな 概念 でもある。
投資の新たな 世紀 が すぐそこまで来ている・・。
私たちはそこへ、 熱意 と 喜び と 楽観 を持って突き進んでいるのだ。
ハレルヤ・・。
|