コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2004年09月14日(火) 「情報」という宝の山・・


こんにちは、カン・チュンド です。

朝夕だいぶしのぎやすくなったので、
朝の散歩に出掛けたりしています。

河川敷を歩いていると、
朝日 が柔らかい羽毛のように体に染みてきて
(天真爛漫な少年に帰ったような)そんな 錯覚 を覚えます・・。

川面はきらきらと輝き、
鳥がさえずり駆け回り、

川岸の木々たちも
気持ちよく呼吸している様が見て取れます。


今わたしが申し上げているような【情報】、
つまり「話し言葉(音声)」
そして「文字」また「目に見た風景(映像)」などは、

今や デジタル化 して「テクノロジーの箱」に載せ、
自由自在に運ぶことができます。
(注 草花の「匂い」などは送れませんが・・)


自然 に触れるとほっとするのは、
私たちが(日常)忙しい世界 に生きているからなのでしょうか・・。


さて、今日私たちが受け取っている「情報の渦」ですが、
その 発信元 の大半は(いわゆる)マス・メディア というところです。

マス・メディア は強力な 回転力 をもって、
分厚い束のような「情報」を流しています。

この「情報」はなかなか強力で、
私たちの知覚神経の隅々にまで入り込み、
一種の 中毒症状 を誘発します。


その 特徴 は、

・シンプルなデジタル信号
(コンセプトを明確にして、キャッチコピー化したもの)を

・繰り返し流す

というもの・・。


(皆さんご存知のように)マス・メディア のほとんどが
企業 というところに「収益源」を依存していますね。
(わたしはこれを「お抱えつき情報」と呼んでいます・・)

私たちはこの「お抱えつき情報」を鵜呑みにするのではなく、
冷めた目で見つめる 技量 を持たなければなりません。

(ポイントは 健全な懐疑心 を持つこと・・)


一方、今日のもうひとつの側面として
【パーソナル・メディア】というべき、
個人の「情報」発信が盛んになっています。

インターネットという「道具」を用いれば、
低コストで不特定多数の方に「情報」を流すことができるからです。

(弊所のホームページも、
この【パーソナル・メディア】の範疇に入るでしょう・・)

【パーソナル・メディア】の強みは(なんといっても)

◆「お抱え情報」ではなく、真に伝えたい と思うことを
  淡々と発信できることです。


つまり、マス・メディア流 の
・シンプルなデジタル信号 を
・繰り返し流す

ことに 迎合する必要はない、ということ。
→ (半分 自戒 を込めて言っています・・)


真に価値がある「情報」は何なのか ということは
賢明な生活者が判断してくれるはずです。


これからの社会では

1. 雑多な「情報」を仕分ける 能力
2・意味のない「情報」を捨てる 勇気
3.意味のある「情報」を寄せ集め、加工し、
  ノウハウ化する力 が必要にになってくるでしょう。


「情報」とは 素材 であり、
どう調理するかによって、おいしくもまずくも?
なるのですから・・。


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