| 2004年09月17日(金) |
女性の方へ。 慌てて マンション を買う必要はありません |
こんにちは、カン・チュンド です。
・先週書かせていただいた「保険王国 ニッポン」に対して、 いくつかの 感想メール をいただきました。
(ありがとうございます・・) もっと 保険 について勉強したい方は、珠玉のコラム集「生保ものがたり」
をご覧ください。
さて、住宅業界では(他の業界と同じく) 謳い文句 というものを持っています。
業界の営業マンは
「金利が上昇したら・・」 「インフレになったら・・」 あるいは「ペイオフが解禁されたら・・」
あなた(一体)どうするんですかー!?
という 熱烈芝居 を打ってきます(笑)
確かに「住まう空間」はすべての人間に必要であり、 これほど普遍的なニーズもないと思われますが・・。
(ただし、マイホーム というものは、 買ってもレンタルしても「マイホーム」ですよ・・笑)
さて、(最近)30代、40代の 独身女性 が 「マンション」を購入するケースが増えているそうです。
その際、(多くの女性が)老後の不安 を抱かれて マイホームの取得 を考えられるのだそう・・。
まあ(男性、女性に限らず) 結婚 という 選択肢 は(もはや)唯一のものではなくなりましたね。
お仕事、プライベートライフ と、 「人生の舞台」はほんとうに 多様 になりました。
ひとりの人間の「生き方」がこんなにも 多様 になったのは (歴史上)初めてのことでしょう。
さて、あなたは「家」を買うかどうか迷っています・・。
確かに、不動産 という資産を持っていれば お家賃 を支払う必要がなくなり、
万が一のことがあっても、資産(不動産)を保有しているという 安心感 が生まれます。
【でも、ちょっと待ってくださいよ・・】
例えば、35歳の女性の方が、居住用のマンション(例 70�� 3,800万円)を購入する 意味 について考えてみましょう。
まず、
・35歳の時点では、 ライフプラン(人生設計)において「不確定な部分」が多いです。
(筋金入りの独身主義者でない限り)将来よきパートナーが現れて 結婚される可能性は大いにあります。
その場合、購入された「マンション」に住み続けるとは限りません。 (ということは、貸すか、売却するか しなければならないということ・・)
< これって大きなモノを保有してしまう リスク です >
もしあなたが(何らかの理由で)所有するマンションを 貸す場合・・)
毎月の 賃料収入 で、毎月の ローン返済額 を賄えますか?
売却する場合・・) 売却代金 で、住宅ローンの残債 を抹消できますか?
(つまり、ローン残高を上回る額で、売却ができますか?)
また、こんなケースも考えられます。
あなたは将来、年老いた親御さんと同居される可能性 もありますよね・・。
あなたの「ライフプラン」は(長い目で見ると) あっちへ行ったりこっちへ来たりと「動きまわり」ますが、
不動産という資産は「動けない」のです。
< これも大きなモノを保有してしまうリスク・・ >
ところで、あなたは35歳時点で、 どれくらいの「頭金」を準備できますか?
(断っておきますが)人生に必要な出費は (なにも)住宅 だけではありません。
1,000万円の貯蓄があるからといって、 それを全部「頭金」に充てることは避けるべきです。
もし仮に、無理な ローン を組み(要は 借金すること)
その ローン に縛られて 離・転職(キャリア・アップ)がしづらく なるようなことがあれば、それこそ、本末転倒 ですよね。
現在のような不安定で、不確実な時代は
(長期の視点に立った)キャリアデザイン を構築することが たいへん重要になります。
◆ ライフプラン = キャリアプラン + ファイナンシャルプラン
なのですから・・。
また、3,800万円のマンションはそれ自体が ひと塊の 固定資産 です。
(「切り売り」は出来ません・・)
いくらで貸せるかわからない、 いくらで売れるかわからない という観点に立つと、
不動産は(立派な)リスク性資産 なのです。
しかし、あなたはこう反論されるかもしれません・・。
「マイホームを持っていないと一生 お家賃 を払うことになる・・」
(今は大丈夫だとしても) 「年を重ねた時に(果たして)同じように 家 が借りられるのか?」
心配無用 です。
あなたが第二の人生(セカンドライフ)を迎える頃、 日本は 高齢化社会のピーク を迎えます。
「お年寄りの家」なんていう言い方は 死語 になっているでしょう。
(なにせお年寄りが メインの消費者 になるのですから・・)
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