コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2004年12月07日(火) (今日は特に女性の方へ → )リタイアメントは必ずやって来ます


こんにちは、カン・チュンド です。

わたしは今年36歳になりますが、

去年より今年の方が(ほんとうに)
「1年の経つのが早いなあ」と感じてしまいます(笑)

わたしが仕事を辞めたあと
→ 第2の人生(セカンドライフ)は まだまだ先のことですが、

(しかし)30年後 は必ずやってきます。
(今まで 30年 が経たなかったことなんて、一度もないのですから・・)


セカンドライフを迎えるにあたってのいちばんの「不安」は、
「経済的にだいじょうぶなのかしら?」ということでしょう。

(今日は特に「女性の方」へ警鐘を鳴らしたいと思います・・)


以下、アメリカの統計データより。

1.(2001年において)60歳以上の全人口のうち、女性が占める割合
   はおおよそ 60% です。

   85歳以上の人口のうち、
   女性が占める割合は(なんと)70%。

2.(ベビーブーマー世代の女性のうち)
   10人に7人が 夫よりも長く生きると予測されます。

3.65歳以上の方のうち、独りで生活する女性 は
  独りで生活する男性の 約3倍 に上ります。

4.(65歳以上では)
   女性 は 男性 の約半分の 収入 しか得ていません。


皆さん、いかがでしょうか。

4.に関連しますが、

女性が(経済的に)シビアな立場に置かれる理由のひとつとして、
一生涯に働く「年数」が少ないことが挙げられます。

なぜ、「年数」が少なくなるのか・・?

それは女性が 就労可能な年代に
「子育て」や 家の中の「仕事」に時間を奪われているからですね。

しかし、真の問題は 女性の方が(平均すると)
男性より 5歳程度 長生きすることにあります。

(これはアメリカの例。日本の平均寿命でいうと、
 女性の方が 7歳 は長く生きられます・・驚!)


長生きするということは、
第2の人生で手当てしなければならない「生活費」が増える、ということ・・。

女性は 夫の死後、今までの収入(夫の公的年金・企業年金)の
一部を失うことになります。

女性の方が「自分ひとりで過ごす セカンドライフの時間」
より強く意識しなければならないのですね。


今、50代の女性の方は
「自分のための」リタイアメント貯金 を始めることが 不可欠 です。

(今 30代の女性の方も同じですよ。
 ← 早く始めた方がお金は大きく育ちますから・・)


「考え方」はそんなに難しくありません。

まずは 口座 を作ってください。

「わたしの人生貯金」でもなんでも、
 とにかく「名前」を付けてください。

(もちろん、旦那様・パートナー には内緒にしておいてください 笑)


とりあえず 1万円 から始めましょう。

「これは最初から無いお金なんだ」= 決まっている支出 と考えて、
口座から【自動引き落とし】できる方法を選んでください。

(有利なしくみ を作ることが大切なのです)

銀行の 定期積金 でも、
円建てMMF の「積立て投資」でもいいです。

財形制度 がある会社に働いておられる方は
ぜひ 財形 を利用してください。


皆さんには 機会 も 方法論 もあるのです。

あとは皆さんの「決断」次第 です。





              どこを向いているのでしょう?
      


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