2006年01月06日(金) |
世界は引き続き 拡大中 です(笑) |
新年快楽! こんにちは、カン・チュンド です。
本年も どうぞよろしくお願い致します。
さて、突然ですが、 「日本にはあらゆる国の料理店があるね」
と言われたのは、マレーシアから来たお客様です。
なるほど、デパートやショッピングモールは、 さまざまな品物で溢れ、
痒いところに手が届くサービスも、 毎日毎日「新発売」されています(笑)
日本に居れば、あらゆるものが手に入りますが、 じゃあ、日本人が 物事の「多様性」を理解しているかというと、
それはまた 別の話 になります(笑)
世界にこれだけ マクドナルドやブルージーンズ(文明)が溢れても、 人は【文化】という 澱(おり)から、簡単に抜け出すことができません。
例えば、中国です。
中国という国は 黄河文明 の時代から、 同じ場所に、同じ国が、営みを続けています。
(まあ、国の名前は いくつも変遷していますが・・笑)
彼ら/彼女らにとって「歴史」とは、 物事を捉える 座標軸 そのものなのです。
また、北・西・南 と、 地続きで国境を接してきましたから、
「他から来る者は、何をしでかすかわからない!」
という警戒心が、 まるで古酒のように醸成されてしまっています。
しかも、
北からの 来訪者 と、西からの 来訪者 を、 同じ程度の 警戒 と 友好 をもって遇さねばなりません。
(これが 中国人のバランス感覚・・)
一方、韓国では、自分の子供を海外に留学させ、 父親だけが本国で暮らすという現象が起こっています。
このような父親のことを「雁パパ」と呼びます。
雁 は群れをなして飛ぶ鳥ですが、 一人でいる雁(父親)はさびしいよ、
という意味なのでしょう。
韓国人は上昇志向が強い と言われますが、 それは貧しい時代が長かった 反撥現象 ではないでしょうか。
子供への教育 を 唯一無二の 投資 と考えてしまうのは、 どこかもの悲しくもあります・・。
あるいは「世界一の消費大国」である アメリカ は、 さまざまな国から モノ・ヒト を受け入れていますが、
妊娠中絶の YES・NO を巡って、 銃撃戦まで起こしてしまっています。
一方、デンマークの人は、 トルコのEU加盟を(早くも)見越して、 トルコで リゾートマンション を買い漁っているそうです。
(北欧の人々の リゾート熱 = 太陽を求める熱 は相当なもの・・)
ナウル共和国では、 唯一の産業である「リン鉱石」が枯渇寸前になっています。
アイルランドの出生率は(国の特別な政策なしに) 高水準を保っています。
フィリピン、インドネシアは インフレーション に悩ませれ、 所得の再分配も進んでいません。
宗教が唯一の 指針 という人もいれば、 金の亡者となり、神経をすり減らしている人もいます。
複数の国のパスポートを持つ人がいれば、 ひとつの村でその生涯を終える人もいます。
雨は引き続き降り注ぎ、
太陽は無限の光を地表に届けます。
それが 恵みになることもあれば、 それが 試練を与えることもあります。
世界は 2006年も、 混沌というスープの中で 拡大 を続けていくでしょう。
果たして、モロッコや北朝鮮やラオスやウルグアイやスリランカが、
私たちの「投資対象」として浮かび上がってくるのか・・。
それは 誰にも分かりません。
「昨年がこうだったから、今年はこうなる」
という類の 予言 を、
きっとマーケット(いちば)は うすら笑っているに違いありません。
「誰が お前たちの思惑通りに動くものか・・」
フン!
「いちば」を恐れ、「いちば」を尊重しつつ、
淡々と投資を続けてまいりましょう。
「恭喜発財」・・ 皆さんが儲かりますように(笑)
あっ、投資 を始められたい方は、 まずは こちらの「勉強会」へどうぞ。
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第18回 【知的人生設計入門】 in 大阪 〜 お金のなる木の見つけ方 〜
1/15・22日 13:30〜17:00 1日目「ライフプラン奮闘編」 2日目「投資スタイル構築編」
フーン、こんな専門学校もあるのか・・。
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