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krazy
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ユニクロを始めて知ったのは確か… …10年前だったと思う。 車で40分ぐらい掛かるところに出来、オープン時は大盛況だったことを覚えている。 覚えている理由は、その時には人ごみが嫌だったので何も買わず、後日行ったらガラガラだったので、そのギャップにちょっと違和感があったから。 当時は今ほどの価格設定ではなく、今と同じように自社生産のウェアを取り扱っていた。 ラインナップはカジュアルウェアを取り揃えているだけで、今のようにその瞬間の流行を作り出すだけの魅力はなかった。 当時のCMは”unique clothing wear house → uniclo”と視覚的に訴え、流暢な英語を使う小林さんが出ていた。 しかし、その製品の完成度は低く、いわゆる”安かろう、悪かろう”と言う物だった。 ジーパンの縫い目は開きやすいし、ズボンのポケットは縫われていて、ポケットじゃなかったり… 最終出荷における検査工程でのミスと言うわけでもなく、全体的に作りの詰めが甘いと言う感じ。 そんなこんなで、ユニクロで買い物はしない!と思い、現在にいたるわけね。 しかし、数年前からの急激な成長と、そのトレンド性を見ると、間違いなく本質が変わったようにはっきり見える。 全ては消費者がその会社の判断をするわけであり、10数年前の地元でのオープン店のときと比べて、今のユニクロの価値観は大きく変わったものだろう。 その変わった理由と言う物をいくつかピックアップして、テレビ的に特集を組まれていたわけだ。 なんてことはない、製品の良品化への飽くなき追求と、チャンスと言うタイミングに対して全力で立ち向かっているその姿勢をクローズアップしていた。 一見当たり前のようにも聞こえるけど、実際これをどれだけの人が本質を理解して、いや理解しなくても、自分へどれだけ問いただしているのだろうか?と思ったから。 先だって、昔の知り合いの話を聞いた。 彼は高校を中退した後、就職した電気業に自分の活路を見つけたのか、独学で勉強し、国家試験1級を取得している。 今では自分の店を持ち、従業員も数名いるとのこと。 学校が必要ないと言う事ではない。 例えば佐藤琢磨(来年F1デビュー)選手は、鈴鹿レーシングスクール(SRS)という専門(特殊)学校を利用することで、最短かつ正当な手段でF1のシートを獲得している。 通じることは、本人のやる気であり、目標に向かうその姿勢だと思う。 これを今日自分なりに考えていて、「では自分は一体何をやっているのだろうか?」「今の自分に満足しているのだろうか?」と、自分の怠慢を正さなければと思ったのね。 出切る事からちょっとづつ頑張ろうと思った1日。 たまにはこういう気持ちにならなきゃ(笑)
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