| 2004年05月29日(土) |
【緑輝く、紅茶と仏教の国・・スリランカ�ぁ� |
三日目は ハバラナのホテルビレッジから約1時間のバスドライブでポロン ナルワへ到着した。ここはバラークラマ・サムドゥーラと呼ばれる巨大な人工の貯水池の側にある遺跡の街であるが貯水池は湖のように大きくとても人工のものとは思えない。山間の窪地に流水を堰止めて造ったのであろうがかなり強大な王権が存在したことを偲ばせる貯水池である。
ポロンナルワ遺跡の最大傑作といわれる三体の石像ガル・ビハーラを拝観し た。これは巨大な一枚岩に刻まれた野ざらしの仏像で涅槃像、立像、座像である。なだらかな線で刻まれ瞑想している仏像を静かに眺めているとその慈愛に誘われて極楽へ旅してみたいという気持ちにさせられる。座像の高さは4.6メートル、立像7メートル、涅槃像の長さは14メートルの大きな像である。密林の中には、キリ・ビハーラ、ランコトウ・ビハーラ等の大きな釣鐘状の塔(ダーガバ)がその威容を誇っていた。
キャンディー市内へ入ると街道筋の両側に夥しい数のありとあらゆる車種の日本の中古車が並んでいる。行けども行けども尽きることなく日本車が並んでいるという感じである。ここは、スリランカ最大の自動車市場だということであるが、かつてこれほど多くの中古車が並んでいるのを見たことがない。
キャンディーの仏歯寺
スリランカ人の日本製品に対する憧れのようなものを垣間見た気がする。 夜は燕が飛び交う、屋根はあるが窓ガラスの入っていない開放的な劇場でキャンディアンダンスショーを見学した。 仮面の踊り、コプラの踊り、孔雀の踊り(マユラの踊り)等、よく動物の習性や特徴を観察してうまく踊りの動作に取り入れているなと感心しながら見ていた。最後に火渡りの儀式で終わったが長さ5メートルもある箱の中で燃え盛る火の上を裸足で歩く荒技には思わず手に汗を握っていた。
ろうけつ染めの工場を見学後、ホテルへ昼食に立ち寄り、長駆山中の道をヌワラエリヤの街を目指した。くねくねと曲がりながらバスは次第に高度を高めていく。狭い道なので対向車と出くわせたときなどその場の状況に応じてバックしたり前進したりしながら相手をかわしていく。川にかかった狭い橋を渡るときなど脱輪するのではないかと思わず目をつぶつたりするようなスリリングなドライブが続く。運転手の技能を信頼して全てをゆだねざるを、得ず、ハンドルを何回も切り返しながらうまく橋を通りぬけたときなど期せずして一斉に車内から拍手が沸き上がった。バスが登っていくほどに窓外には茶畑が斜面に広がっているのが目に入ってくる。はるか下方には山と山の間に川が白く光っている。崖を流れ落ちる滝も何条か目に入る。
ヌワラエリヤは高地にあるので避暑地としてイギリス人の手により開発されたところでアジア最古のゴルフ場もあるリゾートである。気候は涼しく朝夕にはセーターを着用しなければ過ごせないほどであった。
象の孤児院 旅の印象を纏めればスリランカとは仏教の国、緑輝く国、紅茶の国、シンハラの国、スパイスの国、人畜共生の自然豊かな国ということであろうか。
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