前潟都窪の日記

2006年01月13日(金) アルプスの瞳ブレッド湖・・・スロベニアの旅



4月14日(木)
 午後からリュブリャーナの北西に位置するブレッド湖を訪問した。アルプスの瞳との愛称のあるこの湖は鏡のように静かな水面と背後に控える雪を抱いた山々はどこまでも清冷でゆったりと時間が流れていた。
 
 写真上はユリアン・アルプスの山々。
 写真下は湖に浮かぶ小島ブレッド島に建つマリア教会



 ブレッド湖の畔の断崖の上にブレッド城という小さな砦がある。ロケーションはギリシャのメテオラの修道院を偲ばせるものがある。そのブレッド城への入り口には日本の寺院によく見られる光景があった。侘、さびの世界とでも言えようか。苔の状態が懐かしくカメラに収めておいた。





 先程まで入場していたブレッド城を湖の上に浮かべた手漕ぎ舟の中から眺めた。断崖絶壁の上に建っているのがブレッド島で右手の教会がブレッド島にある小島の中のマリア教会である。今乗っている舟はブレッド島へ向かっている。
 その時シングルスカルを漕いでいる漕手を発見した。ボートをここで漕いでみたいという気持ちがむらむらと沸き上がってきたのを思い出す。



 ブレッド湖で小舟に乗ってブレッド島へ渡った。我々の乗った舟の船頭は二本の櫂を巧みに操って静かに湖面を滑っていった。
同行のパートナーは別の舟であった。途中お互いの舟影を見つけエールを交換した。舟から眺める雪山やお城もなかなか乙なものであった。





 ブレッド島のマリア教会へ参詣した。礼拝堂に天井から一本のロープが吊り下がっていた。このロープを握って下の方へ引っ張ると鐘がなる仕掛けであった。
 訪問の記念に力一杯鐘の音を轟かせた。


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