2003年12月15日(月) |
夜が明けて。 でも朝が来たわけじゃない。 |
■約束は簡単。ただ信じればいいだけ。■
●双子座流星群 昨日、夜空から地上に降り注いでいた。 仕事帰りの夜九時近く、家の前で空を見上げ全ての星が降るように瞬いていたときには驚いた。
●テラスから 『宙ノ名前』の“冬ノ星ノ章”を開いて空とにらめっこ。 空気がとても澄んでいたおかげで、オリオン座はもちろんプレアデス星団(初めて見た!)やシリウス、プロキオン、ポルックスなど観れたっ(もちろん他の星も沢山あるけれど、名前が確認出来たのがそれらだけ)
●真夜中に コートとマフラーと手袋と膝掛けを持参して、ベランダで。 一際大きく輝いているものが一筋流れて。 それに魅せられて。 一時間立ちつくしてみた。 それが多分に 別れ路。
●時間で言えば 21時頃観たときが最初。プレアデスとかが丁度よく見える位置。 23時頃には月が出始めて、あたりはとても明るくなっていた。 …それでも星の瞬きは損なわれずに、何万光年という昔の光を地上に落としていた。 オリオン座は東から南に移動。 そして。 24時過ぎ。 お風呂から出てベランダで観たときに。 凄く明るい流星が!! 本当に尾が長く一際明るい流星だった。 もう、それを観てしまったら諦めきれず、深々と寒さが迫る中10コの流れ星観測に成功vv 本当はもっと降っていたかも知れないけれど、兎も角も私がカウント出来たのはその数で。一応10コを目処に終わりにしてみれば、一時間経っていた(苦笑) つまりは01時。…我ながらよく頑張った(微笑)
●流れる刻・降る星 流れ落ちる星を観て。 星の輝きを知って。 時間と記憶と想いを考えた。 遙か昔の人が見た星の光と、私たちが観ている星の光の時間差はさほど無い。 星から届く光。 私たちが見る光。 私たちはなんてちっぽけな存在なんだろうと自覚する。
地上に光があってもなくても降る光の量は変化するわけじゃないのと同じで。 ただ、ほんの少し空を見上げてみればいつもは見えなかったものが見えてくる。 知らなかった何かが見えてくる。
●“長野まゆみ” 昨日は本当に久しぶりに読んでいて。とても懐かしくてそして空が綺麗で久しぶりの星空を観て、素直に感動出来る自分が嬉しかった(笑)
●“Cocco” 『Heaven's hell』 '03.12.24 Sale 完全復活ではない。 けれども、彼女の歌声をラジオから聴いて、仕事の最中なのにやっぱり泣きたくなった。 ゴミゼロ大作戦。 彼女が引退を宣言したときに、これから何をするかと問われ、答えたこと。 Coccoなんだなぁと思えた。
彼女は果てなく変わらずに存在していた。 そして彼女が自由になれたのかも知れないと思えて。 そして 唄うことに苦痛を感じなければいいと思う。
なんのCMかは忘れたけれど。 (調べてみたら日立の「次の医療・ライフサイエンス」篇でした。) 手塚治虫氏のブラックジャックの絵に合わせ、その台詞を彼女が言っていた。 彼女の声は、その言葉に力を与えていた。 彼女の意志が、その力がその言葉に強く表れていた。 Coccoの声だとすぐに解る強さだった。 (CMは日立広告活動の総合情報サイト『AD Sowcase』からみることも出来ます。)
Coccoは人間が好きで、争いが嫌いで、自分が無力なことも知っている。 些細なことを疎かにせずに生きている。 それはとても彼女に負担を強いることだったけれど。 それでも、彼女がまた歌を奏でてくれればいいと望んでしまう。
●イラク フセイン元大統領拘束。 これからどう転んでいくだろう。 残存勢力や自爆テロ行為。 フセイン元大統領が拘束されて、簡単に情勢は変わるものなのだろうか。 必ずしも良い方へ変わるとは言い難い。
世界は。 全てがまだ謎で不透明なまま。
未だ明日に期待が出来ない。
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