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2019年05月12日(日) ■
『AFTER HOURS TOKYO ’19』

『AFTER HOURS TOKYO ’19』

ウェーイ二年ぶりにAFTER HOURSが東京で開催です。前回(1、2)がメンツといいアテンドといい文句なしの素晴らしさだったので待ってた〜、待ってたわ〜。ライヴハウスを行き来する街なかフェス(稲泉りんさんのツイートで知ったがサーキットイヴェントっていうんですね)なので、天気に左右されないのもいい。出演者は搬入等あるので晴れの方がいいですよね、今年はいい天気! よかった。

今回は4ステージと、ちょっとコンパクトになりました。仕方ないけど被りで諦めたのものも沢山あった、結局Crestには行かずじまい。贅沢な悩みですな。堪能したー、腹いっぱい胸いっぱい足腰ガクガク。長丁場なのでまずは腹ごしらえ。出店も気になったんだけど、いかんせん食べるスペースが少ないのでね。ウマイウマイと食べていたら、

■5kai(O-EAST 2nd Stage)
出遅れて最後の一曲しか観られなかった……またその最後の一曲が凄まじかっただけに無念。本人たちたとえに出されるのは本意ではないかもしれないけど、54-71好きにはたまらんもんがありました。抜けのよいドラム、メロディアスでロングトーンバリバリなベース、やばいヴォーカル。最後の咆哮はマイクオフ。大歓声。京都のバンドなのでなかなか関東で観る機会がなさそう。次回東京でやるのはいつですか……。

■downy*(O-EAST)(*=フル。以下同)
前回の教訓を踏まえ、早めに視界が開けているところを探します。もうひとの背中を見ているだけなのはいやなんじゃー。思えばあのとき、青木裕さんの実体はステージにいたのだった。今は音だけがいる。出会いがもう音だけだったので、なんだか不思議な気分だな。
それにしてもEASTの壁面は映像が映える。一月に観たときはリキッドの横長の空間を覆い尽くすような色彩が圧倒的だった。EASTの壁面は吹き抜けになっている分、映像全体を観ることが出来る。赤を基調としたハコの内装に映像が重なり、他では観られない色になるところも格好いいな。
と、安心して(?)映像を堪能出来るのも演奏に隙がないからか。秋山さんのドラミング、ホントすごいわ……。「㬢ヲ見ヨ!」始まるとギョッとするよね。



■Aiming For Enrike(O-EAST 2nd)
Tobiasのほぼ真後ろ、間にあるの柵だけ。ちょっと見上げる形になったんですが、スキニーのジーンズを履いている脚がまー綺麗。アスリートのような筋肉がついていた。この脚でハイハットとバスドラを自在に操るわけですね。弦とドラムのデュオ編成で踊れるってのが特徴的。場の空気がガラッと変わりました。
しかし入場制限が怖いので、一曲で移動。ううう名残惜しい……昨年の来日公演がホント素晴らしかったんで今回のツアーもどっかつっこみたい! なんとかいる間にもう一度観たい〜!

一曲目!

いやもうダワさん呼んでくれて有難うですよ。「PONZU SAIKO」は「ポン酢最高」だよ(前回来たときおいしさに感動したらしい)

という訳で「PONZU SAIKO」のフル動画

■OOIOO(duo MUSIC EXCHANGE)
久々。ヨシミちゃん変わらんなー、面白いギターの音も弾き方も見てくれも言動も。もはや妖精じみてる。100年後観ても変わってないのではないか。100年後は自分が死んでるから観られないよ〜。

■LITE*(duo MUSIC EXCHANGE)
楠本さんの機材トラブルで、代替機? を繋ぎなおしたりそれもまだダメだったりと、セッティングに結構時間かかってました。武田さんのアンプからもずっとノイズが出ていて「これ、消せませんかね……」といろいろやってたり。PAの方のツイートを見たけどduoは構造上音づくりも難しいそうですね。ヒヤヒヤして見守っていましたが、始まった演奏は全く問題なし。ユニゾンが肝のバンドでもあるので、互いの音が聴こえなかったらアウトなところですが、タイム感を共有出来てるのだろうな。アクシデントの多い海外ツアーで場数踏んでる強みもある。これはAFTER HOURSに出ているバンド皆そうじゃないかな。対バン、イヴェントも多いので、工夫をこらしたコンパクトなセッティングをスピーディーに運び、日々変わるハコの機構を使いこなす。
武田さんのど真ん前で、ギターアンプの音も直撃。で、そのアンプがまた爆音だったので耳がやられた。耳栓忘れたのは迂闊だった。しかしこんな近くで聴ける+観る機会なかなかないわと手元足下顔をまじまじと見ていた結果、武田さんは瀬戸康史に似ている(黒目がち)と気づいたのは新しい発見であった。
井澤さんは相当演奏に没頭していたのか、最後の一音を鳴らすとそのままステージをあとに。あとの三人はにこやかに手を振って出ていかれました。



この間、川��さんがステージ袖にちょっとずつちょっとずつ自分の楽器を運び込んでおり、その様子がちょっと面白かった。結構押していたので、少しでもセッティングの時間を短縮したかったのだろうな。

■mouse on the keys*(duo MUSIC EXCHANGE)
という訳で慌ただしく転換。清田さんも飛田さんもドラムセットのセッティングをお手伝い、いそげいそげとばかりにサウンドチェック。この日のゲストヴォーカル、稲泉りんさんもパッと出てきてササッとマイクチェック。稲泉さんも多くのプロジェクトに参加している歌のプロ、頼りになる!
「SEなしでいきまーす」と川��さん。前回同様、ハケる時間も惜しいわといわんばかりに始まりました。ドジャーン、「spectres de mouse」。ギャー。序盤はモニターの音が聴こえなくなっていたか(清田さんめっちゃ視認してた)ちょっと演奏がバラけてヒヤリとしましたが、やがてそれも解消。お得意ハードコアなピアノトリオナンバーから憂いを帯びた美しいエレクトリックサウンド迄、50分セットの使い方が巧い! 結成13年とかかな、当初は「Clarity」のような曲がこのバンドから生まれてくるとは予想出来なかった。『tres』は本当にエポックメイキングなアルバムだった。
稲泉さんの、場の掌握っぷりもすごい。途中から入って「Pulse」、一度ハケて「Stars Down」と、コンディショニングが難しそうな流れにも関わらず登場から場の空気をガラリと変える。全ての音が一度消え、しばしの静寂、直後の第一声、フロアに響き渡る歓声。「Stars Down」のクライマックスは忘れがたい。佐々木さんのコーラスもりんさんの声ととてもマッチしていた。
前回から二年、バンドの新しい魅力を披露した『tres』からのナンバーをAFTER HOURSのステージで聴けたことがとてもうれしい。
前日のパラシュートセッションで川��さんのドラムセットが私物じゃなかったの、こっちに前日搬入とかしてたのかな、と思っていたら、今度は飛田さんのギターが私物じゃなかった。川��さん曰く「飛田くん昨日の月見ルにギターおいてきちゃったんでenvyの(河合)ノブさんに貸してもらったの、これがAfter Hoursですよ」つってたけどそんなことあるのか(笑)。でも新旧envyの交流があってよかったね。
「今度は首振り過ぎてむち打ちになっちゃって」「毎回命がけですよ」。うん、そうですね……としかいいようがない、このひとらには。だから聴く方ものんびり出来ませんよ!
前方にいたのでどのくらい埋まっているか分からなかったんだけど、川��さんが「出ていかれるんですね」「Explosion In The Skyを観に行くんですね」「いいんですよ、また観に来てくださいね」とか客をいじるので不安になる(笑)。実際は入場規制がかかっていたそうで、ひとはみっしりいたらしい。前回のWESTも入場規制あったし、そろそろEASTで観たいですねー。downy観てしみじみ思ったけど、映像使うバンドにEASTの壁面は強みでしょう。




川��さんむっちゃ楽しそうだなーよい笑顔

■Explosion In The Sky(O-EAST)
視界が、ないー。そして暑いー。半ば朦朧とし乍ら聴く。またこれが優しい音でね……轟音なのにゆりかごにいるかのよう〜。どんどんぼんやりしてくる……今思うと脱水だったのかもしれん。ドリンクかえもせず休みなしで観てまわっていたからなあ。改めてちゃんと聴きたいことですよ。

EASTの2Fから出ると、SCHECTERのブースでLITEレス山本さん(前日の松下さん発言に倣ってみた)のサイン会が始まっておりました。楽器のブースなのでプレイヤー以外のひとが寄ってっていいんだろうかと遠巻きに見ていたら、井澤さんが「書きますよ!」と声をかけてきてビビる。何も買ってないのにもらっていいんですか? と訊くと「いいんですよいいんですよ、もらってほしいんですよ」と気さくにサインしてくれましたよ…い、いいのか……太っ腹……。ミニポスターを用意してくれてるメーカーも太っ腹。三人のサインを有難くいただきました。楠本さんのをもらうときに機材大丈夫でしたかと訊くと、「ねえ、壊れちゃったの」とフニャーとした笑顔。演奏してるときとのギャップにこちらもフニャーとなる。流れ的に最後になる武田さんは、寄っていったときにはもうサインを書き終わっており「ハイどうぞ」とテキパキ渡してくれました。貴重な体験をした。

■Boris(duo MUSIC EXCHANGE)
久々、NINのサポートで出たとき以来か。スモークがすごくてあまり見えません(笑)。そしてあのデカいサイズの銅鑼、duo規模の広さで聴くと迫力あるわ……ドシャーン! ドシャーン! て。ギターアンプを6台くらい積み上げていて(いつもこれくらいだっけ?)かなりの爆音だったんだけど、銅鑼の生音ちゃんと聴こえたもんな。流石に耳がやばいのでなるべくスピーカーから離れて聴いてたけど格好よかった。

■SOIL &“PIMP”SESSIONS*(duo MUSIC EXCHANGE)
envyの真裏。なにげにひとが少なくてですね。社長もタブくんも「踊るスペースが沢山あるねー」というてましたが、実際踊りまくれてよかった。でも、そういうときこそいいステージをするんだよ俺たちはと宣言して鳴らした音の引きの強さよ。持ってかれた。
丈青が満面の笑みで弾き倒してて素晴らしかったですね…MCが長くなると思ったのか途中勝手に帰ろうとするしね……。「おじいちゃんお薬の時間? 勝手に帰らないで!」ってタブくんにつっこまれてました。断続的に観ているけど、タブくんが社長ばりに話すようになって、ふたりでコントみたいなやりとりをやるようになったのはいつ頃からか。酸素は相変わらず使っているけど、最近はさほどフラフラになってませんよね。でも音はより鋭利になってますよね。すごいな……アホがつく程巧いってのは前からだけど、身体の器官がより進化しているといおうか。で、その進化した音で「Spartacus Love Theme」や「Moanin'」のカヴァー等しっとりパートも挟んだりして、メリハリも心地よい。終盤はenvy終わりのひとたちが移動してきて、いい感じで盛り上がりました。ブッキングの難しさを考えちゃったりもしたけど、ま、また出てほしいな……。

“Standing Against Things That Ruin Art”、こういう場があることに感謝。もう次回開催が待ち遠しいですよ、有難うございました〜!

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・公式サイト
(2017年分はこっちにアーカイヴされてます)

・『アンダーグラウンドではなくインディペンデントが集う』MONO、envy、downyが主催フェス〈After Hours〉を語る┃Mikiki
祭りのあとということで、終わってから読むとまた面白い。そうだよ仕切りが沖縄在住のロビンさんて、たいへん(笑)




うう、うまそう……いいにおいしてたよー。EASTとduoの入口前にあるからもう気になって気になって。飲食スペースがちょっとあるとうれしいなーとは思うんですけどね。でもあのエリアでそれは難しいだろうなあ。どこかで食べられる機会を待ちたい