音を聴く日々。
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2004年03月13日(土) JAPAN CIRCUIT vol.16@SHIBUYA-AX

リーダー復活の時以来のジャパンサーキットに行ってきました。
そういえば、そのときはBLITZだったなぁと思いながら。あぁ、懐かしいBLITZ。
一番見たいのは、スネオヘアー、レミオロメンでしたが、
最初の2組の東京60WATTSと椿屋四重奏も、最近かなりプッシュされている
(特にジャパンで)のでかなり楽しみでした。

1組目は東京60WATTS。
だったんだけど、私が1時間開演時間を間違えていたため、最初を見逃す。
ほんとごめんなさい・・・。私もおかしいと思ってたんだよ、土曜日なのに、
19時スタートって。・・・だったら早く気づけよ、自分!!
まぁ、それはいいとして、東京60WATTSですよ。
思っていたのと全然違いました。私のイメージはあの最近出た、アルバムの
ジャケ写の全員黒いスーツのイメージで、なんかちょっと暗めで日本の
フォークロックって感じかなぁと思ってたのですよ。
しかし、ボーカル・ギター・ベース・ドラム・ピアノ(と表記してありました)
の5人から出てくる音楽は、とてもメロディアスで、大物っぷりを感じました。
特に印象的だったのは、ピアノから始まる早めの曲で、すごくうまくて、
圧倒された。曲だけだったらキリンジみたいなああいう感じでした。
もうちょっと早くてロックでしたけど。
あと、「目白通りはいつもどおり」という曲があったんだけど、自分が大学入学
以来目白通り沿いで(今はちょっとはなれてますが)生活してるのでなんか
親しみを覚えましたね。
ボーカルも声量あって、うまかったなぁ。私はうまいの苦手だけど、
それを超越する感じ。あとね、ボーカルの方は暴れ足りなそうでした。
ワンマンでもっと暴れるところみてみたいなぁ。
ちなみに次のワンマンはAXだそう。なかなかやるな。。。
最後は片手で「5」もう一方の手で「1」を作り、あわせて「東京60WATTS」と
振付ける曲で締め。最初はあんまりみんなやってなくて、
「最近みんな簡単にやりやがるから、これくらいのほうが攻略しがいがあるわー」
とはボーカルの方の弁。最後は盛り上がってみんなで手を挙げ「6」を作る。
あっという間の約40分。いやぁ、楽しかったです。

2組目、椿屋四重奏。
こちらは個性的な3ピースバンド。えーとですね、
「小劇場でアングラ系の演劇をしている大学生達」という印象(笑)
でございました。ボーカルの方はすごい細くて白シャツに黒っぽいパンツで
まるで高校生のようだったよ。3人とも見た目、若そうだったしね。
曲はなんていうんだろ、ちょっと昔のビジュアル系って感じ。
ボーカルの声の感じとか、曲の感じとか。
普通にうまいんだけど、歌詞の「そなたが〜」とかちょっと受け入れずらかった
です。でもね、MCおもしろかったし、見れて良かったよ。
常に「椿屋四重奏でございます」から始まり、ずっとそんな口調なのに、
はずしたら恥ずかしそうだったり(笑)スネオさんにちょっと通じるものあり。
これも40分ほどでした。

3組目は待ってましたの、スネオヘアー。
いつものバンドとともに(でもキーボードの方は始めて見たなぁ)登場。
この日も自分のTシャツ着て前髪だいぶ短くて、地味ーな感じ(笑)
でも、お客さんの盛り上がりはすごかったですね。手の挙がり方もすごかったし。
この日初めてのギター2本バンドということもあり、私は見ていて安心しました。

セットリストは
フィルター/ウグイス/現在位置/セイコウトウテイ/
不安定なイス/JET/ヒコウ/2(two)

だったと思います。今回は(ってそんなに見たことないけどー)、
初期の曲が多めで、ファースト好きの私にはうれしい内容でした。
「現在位置」はちょっと速めで明るいライブ向きのアレンジになってたし、
「JET」は逆に重たい感じにアレンジされていて、そこも聴き応えありました。
そして、やはりシングル2曲は盛り上がったねー。
私も今日は楽しいながらもまったりしたまま終わるのか??と思ってたんだけど、
一気にテンション高くなっちゃって、腰が痛いのも忘れました。
そしてトークも冴え渡る。「(スペシャの)賞もらったぞー!」からはじまり、
「この前、実家帰ったら、親父が俺を本当はあずまっていう名前にしたかった
 らしくてさー。(ほんとは健二です)だからこれからは、スネオヘアーの
 ボーカル、あずまにしようと思ってます」とか、
「引越しが近づいてるから押入れの整理してたら(天袋から)シンバルが
 落ちてきて(眉毛の辺り)ドンってあたったのよ。冷たかった。」とか、
JET(全然春らしくはない曲)のあとに「春らしいナンバーをお届けしました」
とか、椿屋四重奏の真似して「スネオヘアーでございます」とか・・・。
あー、ここで書いても(私の力不足ですが)全然おもしろくないから残念ですぅ。
あの状況であのしゃべり方だからおもしろいんだろうなぁ。皆様も生で、是非!

新曲「ヒコウ」は今までにない曲調。そして、キーが高そうだった。
これじゃ、全然説明になってませんね、すいません。でも、良いメロなのは確か。
私としては低めで渋いのが好きなのであまりピンと来ませんでしたが、
音源聴いたら好きなんだろうなぁ。シングルを心して待つ!
そして、ラストは「アイボリー」で爆発して終わるか、「コミュニケーション」で
しっとり終わるか・・・なーんて考えていたら「2」でした。渋い。
スネオさんのライブは見るたびにバンドがまとまって、音も厚くなって、
見ていてうれしくなる。すごくまとまってて良かったと同時に物足りなくて、
あー、もっと見たーい!!と思いました。6月のワンマン行き決定です!!
約1時間、スネオワールド満喫しました。

トリはレミオロメン。
初だったので楽しみだったのは確かなのだが、曲もそんなに知らないし、
どうなのだろう、と思っておりました。
が、スタートの「雨上がり」で一気に持ってかれる。
思わず、サビでは手を挙げてしまう。すごいパワーだった。
会場も盛り上がるとともに、すごい一体感でした。その後も続けて速い曲が
続き、すっかりレミオロメンのペース。ぐいぐい引っ張られました。
短いMCをはさみながら、曲は続く。わかったのは「電話」に「朝顔」に
「3月9日」くらいですが、もう、勢いがすごいね。売れてるだけあるよ。
ほんと、売れてる訳がわかった気がしました。まっすぐで、うちにあるものを
吐き出しているようで、それでいてナイーヴなところもあって、
演奏もしっかりしてる。いいもの見させていただきました。ちょっとCD
欲しくなちゃったくらいだよ。

アンコールでは少し長めのMCがありまして。淡々と進めるボーカルの方と、
おばちゃんぽく、客席に「ほんとぉ、まじでー」と呼びかけるベースの方、
そして風邪をひいてしまった天然そうなドラムの方の絡み、笑いました。
ドラムの人、かわいかったー☆ベースの人に「こいつ、ゲイだから」
とか言われてたけど。3人のトークもっと堪能したかった(笑)
また、必ず見ます、どこかで。

AXの外に出たら非常に寒いことに気がつく。
会場はすごい熱気だったのね。そんな熱い4組が集まったイベントでした。
ロッキンオンさん、ステキなブッキングありがとうございました。





ましゅ |MAIL

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