音を聴く日々。
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2006年04月02日(日) |
チャットモンチーの新宿で半熟@新宿ロフト を少し |
1週間ぶりぐらいに自宅のパソコンを立ち上げた。 別に忙しいわけでも何でもないのだけど、どうも家に帰ってから パソコンに向かう気になれなくて。 興味のあること(大概音楽関係です)以外に無気力すぎる。 5月病ならぬ4月病か。
今日は昨日から通い始めたスクールの午前中の事業に出るため、 朝ちゃんと起きた。 いつも思うのだが、休日に午前中に起きてるのって素敵☆ 1日が長い。時間がたっぷり。 有意義な休日(といっても大したことはしていない)ってこういうことだよね。
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昨日は「チャットモンチーの新宿で半熟」を見てきました。 SOLD OUTでロフトに人が溢れていたよ。しかも男子多め。関係者風な人も多め。 出演者が素晴らしく、Base Ball BearとサザンハリケーンそしてANAと どれも見たい、しかしどれも一番じゃないという、気軽で見られるけれども、 充実した素敵なイベントでした。1500円だし。
Base Ball Bearは、正しいバンドって感じだったなぁ。 4人組で、ボーカルは割りと淡々としてて、ギターの人はちょっと暴れ気味で、 リズム隊の2人はどっしり構えている感じ。 メンバー全員二十歳くらい(だと思う)で若いんだけど、演奏も パフォーマンスもしっかりしてて、安心して見れた。 ドラムが適度な重さと軽快さを持ち合わせてて好きでした。 小出さんの歌はCDより2割り増しぐらいで何言ってるかわからなかった けれども、それもライブなので良し。 そして小出さんは、しっかりした滑舌のよいしゃべりと機転の利いたMCで 非常に頭が良さそうだった。 そのキレる頭でバンドの今後などを見据えているのであろう。 メジャーデビューおめでとうございます。 「彼氏彼女の関係」聴けてうれしかったです。
2番手は最年長のサザンハリケーンで。 これが、ものすごい良かった。本気のサザハリを見た気がした。 3人になって良かったんじゃないのか?と思った。 Base Ball Bearには無かったグルーヴと、梅澤さんの渾身の歌がささりましたよ。 こんなに歌うまかったんだ!こんなに曲良かったんだ!って。 あと、一番先輩である、という意識があったのか、 時間があんまり無かったのかわからんですが、 いつもみたいな小噺とかぐだぐだな感じのMCが無いのもまた良かった。 それも好きだけど。 梅澤さんの伸び気味アフロと、いつもながら笑顔を振りまく岡部さんが 見ていて落ち着いた。 CD欲しくなった。でもまだ買ってない。
3番手はANAフロム福岡。 ギター・ボーカル、ギター、ドラムの3ピース。 ボーカルの方が小柄で黒ぶちメガネで年齢不詳。 ANAは去年DUOで見て一目惚れしたバンドで、一番楽しみだったかもしれない。 キャッチーなトラックと、心地良いリズム、歌と、酔えるギターでかっこいいのだ。 踊れるのだ。 この前見た時は、作りこんだトラックと4つ打ち(だと思います)の ドラムの印象が強かったのだけど、昨日は歌ものとしての色合いが濃かった。 音響のせいか、箱のせいか、はたまたお客さんのせいか。 もっといろんな側面を見てみたいバンドです。 ギターの人の、リズムに合わせて大きく体を動かしながら弾くギタープレイが好きで、 もっと見たかったのだが、人が多くてあまり見られず。残念。 今度はQueとかで見てみたいなぁ。
ラストはチャットモンチー。 チャットモンチーはゆっくり見ようと思って、フロアの後方に下がったら、 後ろは後ろでいっぱいで、ステージ半分しか見えなかった。 しょうがないので、ベースの子とモニターを半分くらいずつ見る。 チャットモンチーは演奏がすごくうまいかと言えば、そうでもないし、 ワンマンに行くかと言えば、行かないと思うんですけれども。 でも、あの声と切羽詰ったような楽曲にはすごく惹かれる。 聴いてて鳥肌立つもんなー。 あの小さくてかわいらしい女の子たちの奥底にある、音楽に対する思いと いうのはすごいものなのでしょうね。
さー次のライブはQueで曽我部恵一バンドだ!
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