音を聴く日々。
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2006年07月14日(金) |
POMERANIANS VS the ARROWS@下北沢CLUB Que |
今日は夏休み初日。 しかし、始まりは会社から。2時間ほどで心配だった案件を片付けて帰る。 ハチクロの新しいのを買って読みながら(笑) これが大変な展開になってて、思わず羽海野先生、ひどい!と思ってしまった。 電車の中吊り広告ではあんなに笑顔のはぐちゃんと山田さんだったのに・・・ その反面、最初の頃からラストに向かってこういう展開を考えていた 羽海野先生はすごいなぁと。 でも最後の最後はみんな幸せになって終わって欲しいもんです。
で、家についたら話題の昼ドラ「我輩は主婦である」がちょうど最終回でした。 最終回だけ見てもおもしろかったー。 テンポが良いし、キャストは豪華だし。 ミッチーに、斉藤由貴に、竹下景子(!)に川平さんに、岡田くんに、 尾美さんに、他にも脇でいろんな人が! さすがクドカンさん。これ、再放送しないかね、もしくはDVD出ないかな。 最初から見たい!
夕方からは、アロウズ見に下北へ向かう。 まずは渋谷のタワレコでアロウズのアルバムとクラムボンのシングル購入。 リップとくるりが表紙の「風とロック」も無事もらう。 「風とロック」は毎月もらうように頑張っているのだが、 スネオと戸田菜穂さんが手をつないでる表紙の号をもらいそびれて、 非常に残念でした。 対談とかあったのかなぁ。
下北では小田急線の踏み切りの前で若手の芸人さんが 「踏み切りの前説」と題してコントをやっていた。 ビールケースに乗って、踏切が閉まっている間だけ。 コール&レスポンスを求められて、踏切を待つ人々苦笑い。 ビデオまわしてたけど、なんだったんでしょーねー。
ライブまで時間があったので、ぶらぶら、ぶらぶら歩き回っていたところ、 ハイラインの上の楽器屋さんの前で、電話しているアロウズのシュンジさんが!! 横目に見て通り過ぎたんだけど、道の向こうまで行ってもう一度もどる私(笑)。 そしたら、シュンジさんが向こうから一人で歩いてくるじゃないか。 ここはいくしかねー!と覚悟を決め、話しかけてしまいました。 これからライブ行きます、ってことだけなんだけど。 そしたら嫌な顔もせず笑顔で答えてくれて、ほっとしたー。 これだけで汗びっしょり。なぜか足の裏もつる(それはただの歩きすぎ)。 あぁ、緊張した。 ちなみに、Queの前を通り過ぎたところ、 本日出演のポメラニアンズのみなさんも 入り口のとこでべったり座っておしゃべりしてたよ。
さて、Queにてアロウズとポメラニアンズの2マンライブ。 各バンド1時間ずつで、じっくり見られるステキなイベント 「夏の陣 VSシリーズ」の2日目。 まずは、ポメラニアンズからでした。 ボーカル&キーボードのザッキーさんが一番左、続いてドラムの方、 ベースの方、ステージ右はギターの光由さん(2人しか名前がわからん)の並び。 ポメは、なんと言ってもリズムが爽快だった。 スカだったり、レゲエっぽかったり、あるいはダブだったりのリズムが ずしずしきて気持ちが良い。 リズム隊だけで踊れちゃう感じ。 しかも、ひとつひとつの音がきれいなギターも好みだ。 ギターソロを「いーっ」てなって弾いてる光由さんが良かった(笑) 久々のライブらしく、ものすごい噛んでるMCもおもしろかった。 ポメは夏が似合う、外で見たい、でも暑苦しくない音楽でした。 あとは常々、ザッキーさんの声があんまり好みじゃないなぁ、 と思ってたんだけど、ライブ見ちゃったら、それも気にならなくなった。 ザッキーさんは、終盤ぜいぜいしてて「今すごいおやじだなぁ」と ぼやいておりましたが、鍵盤立ち弾きしながら歌う姿は若々しかったですよ。
トリはアロウズ。 たまには山内さんのほうで見てみようかな、 と思いつつもやはりシュンジさん側で見てしまう・・・
今日はQueだし暑いし、さすがにリュウジさんもスーツじゃなかろう、 と思っていたら、黒スーツで登場。 今年の夏ライブはどこにでもスーツで登場するそうだ。 熱中症にならぬよう、気をつけてください・・・
セットリストは JIVE JIVE/ナイトコール/oh!ベイビー/恋する摩天楼/ ロックンロールダンシングガール/イエスタデイワンスモアーズ/ BGMの向こう側/二人三月/プレイボーイは憂いボーイ (中盤記憶が曖昧のため、順不同) En. 大脱走〜虹色のアーチ
ライブは、いつにも増して勢いあって、会場の雰囲気も良くて、 夢中になって見た、聴いた、歌った、踊った。 アロウズの曲には無意識のうちに踊らされてしまう。 踊るのに夢中で時々アロウズ見るのを忘れちゃうくらいに。 今日はアロウズのみなさんもすごく楽しそうで、にっこにっこしてた。 右に左に踊りまくるリュウジさんのジャケットアクションも気持ち多めな気が。
ナイトコールでは、誰も何も言わなくても会場が手拍子でいっぱいになる。 イントロが聴いたことない曲があって、一瞬新曲か?と思うもoh!ベイビーだった。 アレンジうまいなぁ。 ロックンロールダンシングガールはねー、 客席(私が見えた限りだが)みんな踊りまくってた。 もう、楽しくてがむしゃら。すごい熱気。 それを見たリュウジさんが、客席にマイクを向ける、という場面もあり。 その光景を見るのははじめてで、そんだけステージ上も盛り上がってるのかなぁ、と思った。 しかし、マイクを向けられたお客さんはちゃんと歌えてなかったらしく、 「次のライブはリハから来なさい。4時入りね」とリュウジさんにダメ出しされていた(笑)。
後半は、落ち着いて聴かせてくれる曲中心に進む。 二人三月はワンマン以来に聴けてうれしかったな。 シュンジさんがホーン部分をコーラスしてて、それが非常に微笑ましい。 「パーパーパーパーパーパッパッパッパー」という具合に。あぁ、良い笑顔。 ちなみに、リュウジさん曰く、ライブが忙しいとシュンジさんは 日に日にやせていき(ほんとに細い)、 キャンディさんは日に日に肥えていくそうだ。 2人はパイプで繋がってて、キャンディさんがシュンジさんから 栄養を吸い取ってるらしいです。 そんなキャンディさんはMCが空回りでリュウジさんに幾度となく注意され、 「ごめんなさい」と謝っていた(笑)。 そして謝るとまたつっこまれるキャンディさんであった。
本編ラストは「プレイボーイは憂いボーイ」。 これ初めて聴けるなーと思ってたら、ワンマンでもやってたボサノバ調の曲だった。 キャンディさんのホイッスルで始まり、 リュウジさんは打楽器を叩き(カウベル?違うな・・・)、 シュンジさんは座ってガットギター(だと思う)を弾くこの陽気な曲。 しかし、歌詞のテーマはふるさとという、ミスマッチ感がアロウズらしい。 手拍子あり、みんなで歌う場面あり。 野外で聴いたら気持ちいいだろうなー。 是非ともロックインジャパンでやっていただきたい。
アンコールは、 「今回のアルバムには入ってないけど、アロウズが始まるきっかけになった曲です」 というリュウジさんの曲紹介で「大脱走〜虹色のアーチ」を。 響き渡るギターの音の中で朝日が昇っていく。そして約1時間のライブは終わる。
Queという場、客席の雰囲気、ポメラニアンズとの2マンであったこと、 いろいろひっくるめてワンマンより充実度は上だったかもしれない。 夏休み1日目にふさわしい1日を過ごせました。 次はタワレコのSTAGE1か、はたまたひたちなかか。その日を楽しみに。
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