音を聴く日々。
DiaryINDEX|past|will
先週はちょっと忙しくて、今年初のタクシーで帰宅だったり(夜中に降り出した雪に遭遇) 大阪出張があったりで疲れた。そんなに大したことはしてないのだが・・・。 で、今日は頭痛くていつも以上にだらだら。 会社に行こうと思っていた気持ちもあっさり引いた。 まー、いいか。明日早めに行けば(本当に行くのか・・・)。
そんなやる気のない日常とうって変わって、 音楽的には楽しみな話題が満載でございます。 残像カフェ3人バンドで再始動とか、 talk to meが3月にトモさんと2マンとか、 ハックルは、はるさんのピーズと対バンとか(どちらも行く気満々)、 ハックルやスケルトンズ参加の「みんなのうた」トリビュートがもうすぐ発売とか、 オトナモードのメジャーデビュー曲は根岸さんがプロデュースとか、 郁子ちゃんが再びソロでCD発売とか。
そんな郁子ちゃんが在籍する、クラムボンの映画「たゆ たう」を 先週の月曜日に渋谷のシネクイントに見てきました。 昨年のツアーの様子を収めたドキュメンタリー映画。 最初はなぜ、DVDじゃなくてわざわざ映画なんだろう?という疑問を持ちつつ、 仙台や札幌での、半端ない盛り上がりを見せるライブの様子を見て、 (メンバー三人もスタッフもお客さんも感極まって泣いてしまう程のライブ) クラムボンで遠征もありだなー、なんて思いつつ、 郁子ちゃんが自分で前髪切る様子がかわいいー、と思いつつ、 普通に鑑賞していたのだが。 ツアーも後半になり、野音公演に近づいていくほどに、 野音でのライブの様子が映し出されるほどに、もう鳥肌が止まらなくなった。 特に「バイタルサイン」や「ナイトクルージング」。 じっと座ってみてたのに、いつの間にか汗びっしょり。 3人が音楽に込めてるものが大きすぎて、 発しているものが大きすぎて、 郁子ちゃんがそこで歌っているだけで、3人が演奏しているだけで、 笑えるし、泣けるし、びっくりするくらいに感情が揺さぶられた。 それはライブの楽しさとも違った感覚。 なんだかわからないけど、音楽の力を感じる、心動かされる。 陳腐な言葉だけど、奇跡のような瞬間が、そこにはあった。
昨年、同じように涙が出たライブをやってくれたくるりが、 いろいろな取捨選択をして素晴らしい現在にたどり着いたのだとしたら (もちろん、過去も素晴らしかったよ) クラムボンは3人で続けてきたからこそ、こんな今があるんだろうな、 と思ったりしました。
クラムボン、すごいわー。 クラムボン好きの方、そうでもなくてもちょっと気になる方、 もう是非見にいくべきです、この映画。 やっぱりスクリーンで見る必要性がある、これ。 観客の一人として見る、生のライブがいいのはもちろんなんだけど、 映画だからこそ、感じられる郁子ちゃんや大ちゃんやミトくんのパワーもある。
そして、また今年も野音に行きたくなるんだなぁ。
|