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猛スピードで母は - 2002年05月13日(月) 「猛スピードで母は」という本を読みました。関係ないけど「母は」の部分は 変換しないと「ははは」ってなります。この作品、この前の芥川賞に見事に 受賞してたけど、結構、酷評されてたような気がする。特に石原慎太郎が めちゃくちゃ言ってた。まあ、殆どの作品を貶してたけど。 作者の名前は忘れたけど、この人、「サイドカーに犬」って作品でも芥川賞の候補に 選ばれてて、それが確かデビュー作だったような気がする。なんかの新人賞を取って 芥川賞候補に選ばれるというお馴染みのパターンで。 芥川賞自体も新人賞なんだけどね。 で、作品自体は平易な文で書かれてて小学生でも読めるような感じだった。 内容も俺のイメージでは小学生の課題図書といった趣。でも、非常に面白かった。 主人公の母親がすごくかっこいい。同書収録の「サイドカーに犬」がこれまた 面白かった。俺はどっちかというとこっちの方が好きでした。 主人公が女だってことに十数ページ読んだあとに気づいたときはちょっと 悲しかったけど。 -
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