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猛毒。
リョウ
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2002年01月21日(月) ■
昔好きだった人。1

「バーテン」
ってコトバに、
あたしは弱い。
それは、
あたしの元彼である尚の、
職業だから。


元なのに、
こんな風に何度も何度も書くのは、
未練がましく見えるかな??
とも思ったんだけど。
あたしにとって尚は、
元彼であるって前に、
ひとりのスゴイ大切な友達で、
ほんとに大好きで、
それが「友達として」なのか「男の子として」なのか、
わかんなくなっちゃってた。


ただ、
独占欲はあった。





いろんなとこで、
「バーテン」ってコトバを聞くたびに、
あたしは尚のことを思う。
色々あって別れた今でも、
すごい好きだと思う。
ただそれは、
恋愛感情じゃないかもしれないんだけど。
他の女の話を聞くと心がずきずきする。
絶対にそれを尚に知られたらダメなんだけど。




女好きってわけじゃないけど、
尚のまわりから女の気配は消えたことがないし。
それが原因で別れたのだし。
好きだからこそ我慢できなかったし、
遠距離に耐えられなかった。
強がる自分も本当は弱い自分も、
わかってたし、
わかられてたし。




なんていうか。
すごい、
まだ、
あたしは尚のことをひきずってるんだろうなあと思う。
今でも友達を続けているし、
連絡も取り合ってるけど、
尚のことを意識するたびに、
傷がうずく。




あたしは今、
大学生活楽しんでるし、
色々あるし悩むし辛いけど、
だけど楽しいと思ってる。




だけど、
あたしの「本質」を理解してくれてるヤツが、
いない。
「何でも話せる友達」が、
いない。
尚と付き合うまでは、
尚がそういう存在だった。
なんでも聞いてくれて、
ちゃんと自分なりに考えたコトバをくれて、
遠いところに住むようになっても、
あたしにとって尚は、
唯一の、
「守ってくれる存在」
だった。


あたしは無条件に尚に頼りきっていたし、
尚はそんなあたしを黙認しててくれた。
あたしは「強い人間」でいることを、
なんとなく昔から、
自分に義務づけていて、
だけどそれが他人からはられる「レッテル」に変わると、
それがつらくてつらくて仕方なくなった。
だけど。
尚にはもう、
自分の弱音を全て見せてしまっていて、
それでヨカッタから。
だからすごい、
大切な存在だった。




だけど、
そんな人と付き合って、
別れて、
あたしは、
その存在を失ってしまった。


心のささえを。
失ってしまった。


尚と付き合ったことを、
後悔はしてない。
だけどやっぱり思っちゃう。
もし、
「付き合う」
って過程がなかったら、
あたしは尚のことを一生、
ただ「大切な友達」として見続けられたのかな…
あたしは「還る場所」を、失わずにすんだのかな…





過ぎてしまったことを、
今更思い返しても、
なんにもならないのだけれども。