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猛毒。
リョウ
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2002年02月21日(木)
キャシャーン。

あたしは鳥を飼っている。
セキセイインコを2羽飼っている。
・・・否、

飼っていた。



2羽の名はそれぞれ、
「ルー」と「キャシャーン」
ちなみに、
ルーの方は姉の命名で、
キャシャーンの方はあたしの命名。



そんなキャシャーンが、
今朝方未明、
息を引き取った。
あたしはここのところ普通の人とは逆のサイクルで暮らしていて、
朝方寝て夕方頃ゴソゴソ動きだすっていう、
夜行性っつーかビバ不健康みたいな生活をしていて、
夜の間ずっと、
起きていた。



のに、
気がつかなかった。
こっそりと、
ひっそりと、



キャシャーンが死んでいるのに。








母親が、
呆然として、
早朝、まだ起きているあたしに言いに来た。
キャシャーンが死んでる、って。
最後の力を振り絞ってエサを食べようとしてエサ箱に近づいたのか、
エサ箱の近くで息絶えていた。



あたし、
起きてたのに。
その時間、
起きてたのに。
気がつかなかった。
気がつかなかった。
気がつかなかった。
最期をみとることができなかった。
孤独でひとり、死んでしまった。



なんて、
なんて、
なんてかわいそうなことをしてしまったんだろう。
って。
どうしようもなく、
やるせなくて、
悔しくて、
自分に対して腹立たしくて、
夜の2時頃、鳥かごを見たときは、
いつになくぐっすりと寝ていたキャシャーンを、
起こさないように居間で夜食を作った、
気がつかなかった、
具合が悪いことになんて気がつかなかった、
あたしの馬鹿さ加減に、
腹が立って腹が立って仕方なかった。



涙が、
とまらなかった。



大好きだったのに。
愛していたのに。
本当に、
愛していたのに。



後悔の渦。
無邪気にわかっていないルーがかわいそうなのと、
静かに、冷たくなってしまったキャシャーンのこと。
ぐるぐるぐるぐる、
渦をまいて、
どうしようもなかった。