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猛毒。
リョウ
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2002年03月22日(金)
ひとり。

毎週金曜の、
委員会のお仕事。
今日もいそいそ、学校まで行ってきました。



仕事してるのは好き。
給料が出るわけじゃないんだけどね。
充実感があるし。
楽しい。
本部の中にはたくさん人が居て、
いろんなところでいろんな人が話していて、
仕事の時間が終わって、
会議が終わった後も、
みんななんとなく残ってダラダラしてたりする。



ユウコとはやっぱり、
あんまり話さなかった。
話す必要性を感じなかったし。
もういいやとも思った。
こうやって終わって、
終わって終わってゆくのだと、
そういう風に思った。



ジャイはおうちの事情かなんかでお休み。
ヒロって奴にぐはぐはイジられたり、
ハギとかと話したり、
リサとかと話したり、
これからいくつかある企画、
花見とか、ミーティング泊まりとか、卒業生追いコンとか、
そういうことの話し合いとかして。
たくさんして。
楽しいのだけれども。
だけれども。
なんなのかな。
この、


















疎外感。




















不意に寂しくて、
寂しくて寂しくて、
泣きたくなった。
雨が降ってたので、
傘も持たずに自転車できたあたしは帰れなくて、
ずつとダラダラ、
本部に居た。



みんなと、
話してるけど、
ちゃんと笑ってるけど、
だけど仲間じゃない感覚。
いつのまにかユウコはいなかった。
トミタとは一言、全然友達じゃないみたいな会話をした。
良ちゃんは体育祭の委員会で頑張ってるけど、
最近ほんとに一言も話さない。
話すとしたら、仕事をするときの物の貸し借りとかそういうもので、
はたから見ていた友達に、
「仲悪いの?」って聞かれた。
うん。仲悪い。悪いみたい。
ソレが明らかにあの年越しのいざこざが原因であることは明白で、
あたしはそれについてフォローしなかったし、
もう仲が改善することはないと思う。
去年、あたしに対して少しだけ、
彼の分厚い殻を解きかけてくれていた良ちゃんは、
あたしに対して出会った当初よりも強固な殻を作ってしまったし、
あたしにはそれを破ろうと努力するやる気も気力もないので、
仕方ないのです。



友達ってすごいあいまいだ。
「付き合う」って言う言葉があるわけじゃない。
離れてしまおうと思ったら、
断ち切るだけでいいんだ。
メールを送らないとか、
本当の笑顔を向けないとか、
そういうことだけでいいんだ。
すごくあっけない。




トミタともジャイともユウコとも最近ろくに話をしない。
遠い存在。
でもそれは、
みんながバラバラになったんじゃなくって、
あたしだけがはずれただけ。
輪の中からあたしだけがはじけ出されただけ。




何が原因であるかとかそういうものじゃなく、
それはすでに自然なものであったように思う。
今まであんまり仲良くなかった輪の中に入ったような顔をしといて、
別にそういうわけじゃなくて、
だからただ、
全部をなくしただけ。




ゼミも終わっちゃうし、
もしかしたらあたし、
2回生のなったとたん大学生活がグダグタになるかもしれないんだけど、
ソレはソレで仕方ないというか、
ほんとごめんなさいというか、




自業自得というか。




世界が、
広がって薄くなって、
友達づきあいが希薄になって、
あたしは愛想笑いを使うことが増えて、
面白くないのに笑うし、
だけどあたしの芯の冷たいのはバレてるし。
あたし心冷たいし、
言うこときついので、
ほんと、




なんつか。




まあいいか。




1人で生きて行けるしね。