JR新大久保駅転落事故から1年が経過した。李さん、関根さん両名を人命救助に駆り立てたとっさの判断は『感性』によるものだろうと今日のニュースを観て改めて思った。彼ら二人は感性につき動かされ、ホームに飛び降りたに違いない。なぜなら、『感性』とは逆の力が作用する『理性』では絶対にこのような行動はできないはず。理性が働けば、家族の事などを考え、自分の命を顧みず人助けなど出来るはずがなかろう。これは人間の良心的本能というか、『感性』がなければ取れない行動だ。この事件で、多くの人が感銘と感動を得たに違いない。人を感動させたり、人の心に強く訴えかけるには、『感性』こそが重要だと理解できたはずだ。『理性』では人は動かないし動かせない。感性を磨くためには、常に心を真っ白なキャンバスのようにしておく必要がある。自分の感情が揺れ動いた時に、その感情を書き写しておけば、その書き写された感情が、年月を経て味わい深い人間になるのだ。事故当時は色んな動きがあったが、やはりその時の流行でその後は忘れ去られたように静かになってしまったのが残念だ。李さんの功績を称えて、留学制度の見直しくらいは計ってほしかったな〜。↑感性に動かされ階段を下りてくる瞬間。↑貴方の一票大事にします。My追加 ←今日の空は?