思いつき日記
DiaryINDEXpastwill


2002年08月12日(月) Life

土曜日、日曜日と続けて針に行ってみた。
しかし、今日になってもまだ腰?あたりが痛む。

職場の先輩に「腰の痛みは内臓からも来ることがあるんだ」などと脅かされた。
なるほどねぇ。などと思い、腹を押してみた。何気に痛い。

もしかして内臓から来ているのだろうか?と本気で思ってしまった。
仕方が無いので午前中で仕事を終わらせて病院へ行った。

ある人に紹介されて初めて行く病院。
午後の受け付けの時間より十分早く着いたのだが、もう患者さんは数名いた。
流行っているのだろうか。

待っている間に読書。
そうそう「おじいさんと孫…』の答えをとうとう見てしまった。以下答え。

「私」は妻と息子と父と暮らしていましたが、妻が亡くなりました。別の家庭には
夫を亡くして娘さんと暮らしていたAさんという女性がいました。「私」は、Aさんと
再婚し5人で一緒に暮らすことになりました。新しい家庭にも馴れたころ、「私」の
父がAさんの連れてきたお嬢さんと恋愛をして。結婚してしまったのです。


つまり私が考えていた論理は遠からずも近からずといった所でしょうか。
なるほど、『義理の』ということさえ思いつければ、簡単なことだったのでしょう。
やられた。

…とそんなことをしているうちに名前を呼ばれる。
初診だったので、色々聞かれたり。それにしても面白い。病院によってこんなにも
違うのかと実感。ここの病院は問診を受ける前に皆一様に血圧を測っている。

中の待合室に待たされる。熱もあって頭痛がしたのでうつらうつら居眠りして過ごす。
がしかし、頭の中は『義理の』の悔しさで一杯。←頭の切り替えが遅い人、てへ。

先生は仕事に真摯で好感が持てる人だった。
患者さんが途絶えないのもこの人だからなんだろうなとふと診断を受けつつ感じた。
ただ、看護婦さんは忙しいからだからだろうか、笑顔というものが少ない気がする。
いや、先生の真摯な態度を見ていたら、気を抜いた仕事は出来ないって言うのが本当の
所か?と勝手な想像をしつつ。

血液検査、尿検査、超音波診断、レントゲン撮影…

超音波診断。
受ける時、変な温かい液状の物を腹にかけられる。
さらに腹を膨らませていないといけない。くすぐったいやら痛いやら。

看護婦さんに液体を拭いてもらったり。
そこはかとなくいい気分。

私は大きな病気というものをしたことが無い。
こういうのは初めてだった。なんだか看護婦と患者がくっつく論理みたいなのが
ちょっと分かってしまった気がした。まったくその人のことなど知らないのに、
自分の面倒を見てもらっただけで、好きになりそうな自分がいた。恥ずかしい。
恐るべし病院マジック。彼女と別れて三ヶ月。寂しいのだろうか。はて。

結果は白だった。
痛み止め『ロキソニン』を渡される。

しかし、私の心理的弱さが分かってしまった。
健康に不安なことがあるとどうにも死まで考えてしまうことがある。
そんなに簡単に死なないとは思うけど、何があってもおかしくない。
可能性は無きにしも非ず。

いつも以上に「生きること」に対して真摯に欲した。
自分の生きる意味を考えながら。


ドン |MAILBBS

My追加