思いつき日記
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2002年08月23日(金) A flower vase

私にはお気に入りの花瓶がある。
トイレにドライフラワーとともに佇む花瓶。
色は緑色。大きさ的には高さ30センチくらい。いかにも古い日本人が好みそうな
控えめな色使いでとにかく素敵。

毎日行くトイレにお気に入りの花瓶がある。
否応ナシに見ることが出来る。いい場所選択だ。
メインを張るには役不足かもしれないけど、毎日目に触れる場所に置く。

ガンダムという古いアニメにマ・クベという登場人物が出てくる。
彼は壺がお気に入りである。断末魔の叫びが印象的だ。

「ウラガン!(部下と思われる)あの壺をキシリア様(上司)に届けてくれよ
あれは、いいものだ!」

最後まで美しく好きなものを気にかけるとは。

ところで、クロード・アヴリーヌ『人間最後の言葉』という本があるらしい。
一度読んでみたいものだ。

私は美術品をこよなく愛するとか陶芸が好きだとか言うのとはまさしく対極に
あるが、この家にある花瓶だけはとても気に入っている。
今日もトイレに入ったのであるが、ふと花瓶が目に止まり、書いてみたくなった
次第。


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