思いつき日記
DiaryINDEX|past|will
2002年09月25日(水) |
Different disciplines |
近頃また運転したい病が発症気味である。
今日もドライブしてしまった。 午後の日差しは目に直接入ってくる。ああ、もう秋なんだなあ。 窓を開けて走っていたら、きんもくせいの香り。いい匂いだ。秋。 田には重たい首をもたげている、黄金の稲穂。輝いて見える。生命の源。
桜の有名な所の公園へ。 さすがに、この時期はほとんど誰もいない。木陰で一休み。読書。 三島由紀夫『仮面の告白』この本は内容ともかく隙の無い素晴らしい文章。 あまりにも知的レベルの高い文章に挫折しそうだ。ポケット国語辞典を片手に悪戦苦闘。 我が教養レベルはこの本を読むには至っていないらしい(トホホ)
ふと見上げれば、雲が高い所にまばらに浮かんでいる。太陽が隠れたり出てきたり。 空気が澄んでいて気分がいい。グラウンドには芝生が生えている。寝転がりたい衝動 に駆られたが、おばちゃん二人組みの目が気になってしまい止めておいた。
別名山麓線を快調に飛ばす。 平日日中はこんなものだ。飛ばし放題。
会社に行く時間まであと一時間もある。 海へ車を向かわせる。途中のワインディングロードもいいペースで走る。
海。 サーフィンをしている人がたくさんいた。 私とは違う所に興味を持ち、違う時間軸で動いている人たち。 鍛えられた体は美しい。しなやかな動きも羨ましい。 上手に波に乗れている人。飲み込まれてしまっている人。ギャラリー。 やってみたいが、私にはどうしようもない。目が悪いし、海でおぼれたことで たぶん深いところまではいけないだろう。
潮の香りが鼻をくすぐる。 時間になったので仕事へ向かう…
|