霞的迷想



漸くこぎ着けた屈折○年の行方不明者との再会シーン

2003年01月15日(水)

 放置プレイ気味だった夢幻戦域も、漸く本編を更新。二年近く止まったままだったユージェリア編も、エンドタイトルが視認圏内に入りました。
 もう、次回の更新分も打ち終わってます。何としたことでしょう。20を過ぎてもまだ終わりじゃないとは(爆)

 ところで、うちの親が星野架名さんの漫画を買ってきました。存在力がどうこうとか、松岡の人々の話とか、夢幻自身のテイストも、彼女の作品の影響を否めないなぁと実感。最近の若い人(笑)は「緑野原シリーズ」とか知っているんだろうか。うーん。(緑野原じゃなくて「妖の教室」を買ってきたんだけどね。好きなシリーズはそりゃおいらが持っているからさ)

 その昔、ドリーム小説とか夢小説、なんて言葉ができあがっていなかった頃、けれど今現在のドリーム小説に近しい成り立ちを持つお話はたくさんあって。「自分だったらこのキャラはこう動かす」とか「自分だったらこういうキャラの背景はこう考える」ということの積み重ねがストーリー漫画やライトノベル、或いはその他一般の小説を形成する元になってるわけです。実在の歴史上の人物をモデルにした小説とかなんて、まさに「夢小説」のジャンルに括ることが可能でしょう? シャーロックホームズのパロディ、パスティーシュにはオリジナルキャラが勿論付き物。新井素子さんの「……絶句」なんて、まさにオリジナル夢小説的展開だったりする。
 だから何が言いたいのかっていえば、夢小説はある種正当な創作活動の流れを汲むものであって、それを読むのが好きだからって恥ずかしがることはない、という自己弁護。
 「夢幻戦域」はパロディって言われればパロディだけど、同時にオリジナルだって言い切れてもしまう。それを、漫画読んでるときにふと再確認した。其の、延長上のお話。

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