霞的迷想



うわ、びっくりした。

2003年06月16日(月)

 昨日仕事で一緒だった人が音楽やってる人で、移動の合間にちょっぴり音楽の話をした。だからかな、なんとなく思い立って、ピアノではなくてシンセの覆いをはずしてみた。
 実は大分前に、本体部分バッテリー切れちゃって、電源入れるたびに設定しなおさなきゃいけないところが一箇所ある。
 といっても、ペダル使用時の設定なので、それをつなげなければ問題ないところなんだけどさ。(ペダルのオンで音がのびるのか切れるのかっていう設定。なぜか修正しないと、ペダルつないだだけで常に音が勝手にのびる=ペダル踏むと音が止まる設定になってしまう)

 それを忘れてなかった私は、習慣として設定を修正。正しく反映されてるか、確認のために適当に弾いてみる……? のに、ペダルの効果が聞き取れない。

 安物(¥1,500)のペダルだし、実は使ってる間にねじが一本飛んでしまった奴だったから、てっきりペダルが壊れたのかと思った。

 壊れかけで、反応が鈍ってるのかと、ちゃんと位置を正して深く踏み込んでみても、無反応。
 もしかして音量が小さいから、のびていることに気付いていないだけかも、とボリュームをあげてみたが、変わらず(そりゃそうだ)

 もしや、と思ったが、ペダルのプラグは確かにしっかり本体に刺さっているし。


 本当に、壊れたのかと思った。



 思った、んだけど、まだ何か違和感があって、私はシンセの裏側をよくよく観察した。




 …………



 一瞬、頭の中が真っ白になりました。


 外部スピーカーのシールドとペダルのプラグが逆に刺さってるなんて普通は考えねぇよ!


 どういうことなのかといえば。

 このシンセは、持ち帰ってから大分長い間、一階においてありました。
 何度か模様替えをする間に(模様替えは母親の趣味の一つだ)、「上に置くとうるさいから」という理由で一階にあったはずのシンセも、二階の、前私が使っていた部屋へと移動していました。
 動かしたのは当然、私ではありません。

 つまり、その移動のときに一度はずしたシールド関係を、よくわからないまま適当につなぎ直されていた、というわけだったのです。

 う〜ん、ヘッドフォンがちゃんとつながってたからそんな可能性は考えなかったんだけどなぁ(--;(きっと、それは別にのせたままでも運べるから、線をはずさなかったんだと思われる)


 そんなわけで、ちょっとびびらされてみました。

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