霞的迷想



うちの自転車の弱いところ

2003年08月03日(日)

 大学時代はともかく、戻ってきてからはろくな手入れもしてないんだから当然といえば当然なんだけれども、うちの自転車は衝撃に弱い。
 どんな風に弱いのかっていうと、がたがたゆれてるうちに、いつの間にかライトがついてたりするんだよね。真昼間、かんかん照りなのにライトつけて走ってるし、その分ペダルも重くなるし困ったものです。


 ところで偶然とかいうものを考えていたんだけど、最近の遭遇率というのはある意味必然でもあるなあと思った。
 私があの時間にあの駅まで行けば、誰かに会う、というのは必然。
 逆に言えば、私が図書館通いをしている限り、あの駅を仕事で通りかかる誰かが私に出くわすのも、必然。
 そこに偶然が入る余地があるとすれば、私が行くときにその方面の仕事を回される、という偶然ぐらい。

 そして実は、別口の遭遇もあることに今日気がついた。
 自転車・バスで図書館に向かうルートには、ちょっと前までしばしばお世話になってたのと同じ系列のGSがあるんだけど、そこに、お世話になってた当のGSで顔見知りになった店員さんが立っていることがある。
 初めてそれと気がついたのは、何日か前の、帰りのバス。丁度信号待ちのバスがGS付近で減速して、そしたらそこの店員さんと目が合った。なんか知ってる人みたいだな? と思って、けれどそのときはまだ半信半疑。
 そして今日、図書館に向かう途中、やっぱりそこに彼はいた。
 まぶしすぎる日差しのせいでミッキーのサングラス(耳がついてるわけじゃなく、ミラー部分に絵が浮き出てる)なんていかれたものをかけた自転車乗りが私であると気付いたかは定かではない(何しろ向こうは旗振りの真っ最中)が、半信半疑で気になっていた私は、間違いなく知っている店員さんだと確信した。
 まだあの仕事をしていた当時、その店員さんの地元らしきところでも出くわしてるんだよねぇ。
 以前、周りの店員さんが、偶々私のすぐ側で名前を連呼していたこともあって、あのGSスタッフの中で一番インパクト強い人です。だから、本人だと確信。
 これもまた、偶然が入る余地といえば、私が通りかかる時間に道路に一番近い位置で立っていた(または、彼がそこに立っている丁度そのときに私が通りかかった)ぐらいなんじゃないだろうか。
 それ以外のものには、かなり必然的な要素が色濃く感じられる。



 それで思うわけだ、「偶然とは小さな必然の積み重ねである」なんてね。


 明日は図書館休館日なので、誰にも会わない家の中にこもりきりになるでしょう。ちーん(-人ー)

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