議事録半分書いたので
一昨日の日記を。 -- 何やってんだと誰かに突っ込みいれられそうだ。最近書いてなかったから禁断症状?この私が2週間も文章を書かずにいるなんて!と言えればいいものを。 -- ああそう言えば土曜日に「アンネの日記」も読んだんだった。ジャーナリストになりたいと呟いた13歳の少女の日記は、緻密であり丁寧かつ感情を適度に織り込んだ文章で、その情景・日常・感情を鮮やかに写し出します。世の中で「少女」と呼ばれた時期を過ごした幾人が、彼女に自分を投影し何かを語ることを試みただろうか。最初ではなく一番でもないけれど、あの作品は作品として自分に影響を与えた一冊である。 -- 昨今、ふと文章を思いつくのは、会社の最寄り駅を降りて交差点を渡り自分のビルへと向かう僅か1分の道行き。以前に日記に書いた、花を育てているビルの前。花を見ながら、時に希望、時に倦怠、時にその他諸々の感情から1、2文程度を思いつく。そして掃除の人に挨拶をして、階段を上がって扉を開くとやるべきことはノートPCの電源を入れてメールチェックをすること。気付けばたかが1,2文は忘却の彼方へと忘れ去られている。大した文章じゃないだろうが、大した文章じゃないものを積み重ねてここまで来た筈の自分が、それでいいのかとたまに考える。考えることと語ることを書くことに変えて行くこともなく、どこかへ行き着ける筈なんてない。軽薄な日記1ページでさえ、自分が歩いた一歩だから。 -- 諦めないでいるためには、進み続けることが必要だ。自分は少し、怠惰に過ぎたのだろう。此処にいることを許されないのではなく、此処にいることを自分の意思で。 -- ちなみに金曜日の日記。主な出来事は、客先の打ち合わせと後輩の発表練習会。自粛日だったので、適度に切り上げて帰宅しました。乗換駅で古本買って。そのつけが今回ってきている現在は7月4日10時41分。夏の短い夜にどれだけの仕事やろうとしているのか私は・・・。
2004年07月02日(金)
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