すず子さんのボヤキ。
モクジ|カコ|ミライ
2005年04月20日(水) |
宴のあと・・・その2 |
・・・さて、サツキの旦那様のお友達の進行で 2次会、3次会も盛大に盛り上がり、 すずこさんも大満足で宴は終了しました。
「サツキ、今日は楽しかったよ。 今度は新居に招待してね。」
「すずこ、この後、私たちの部屋においでよ ゆっくりしゃべれなかったし」
「え〜?!いいのぉ?!」
「いーのいーの。向こうも友達呼んでるみたいだしさ」
・・・という訳で、いったんホテルにチェックインして 一休みしてからサツキの部屋へご招待となりました。
結局、すずこさんが泊まるホテルはサツキ夫妻の泊まるホテルと 一緒だったのでございます。
約束した時間に、いざ、スイートルームへ行ってみると、 そこにはすでに役者が勢ぞろい。 サツキ夫妻、旦那サマのお友達2人、そしてすず太郎。
「げ・・・、タロちゃん、アンタもいたのか。。。」
「当然じゃ〜ん! この二人がこうしてここにいるのは誰のおかげだと思ってんの!」
すず太郎、これまでの宴会でかなりハイテンション。。。
「すずこ〜。今日はホントにありがとね。 スピーチも、色々暴露されたけどさ、嬉しかったよ!」
ようやく大仕事を終えたサツキに迎え入れられ、 スイートの応接間に案内され・・・ それから、その日いったい何度目かわからない乾杯で最後の宴は 始まりました。 またまた昔話に花が咲き・・・ 日付が変わるころ、旦那サマのお友達は 「俺たちはもうそろそろ行かないと・・・」と、 帰り支度を始めたとき。
「すずちゃん、サツキに写真見せてもらったけどさ、 学生のころって随分パンパンだったんだね〜」
ニコニコしながら旦那サマの鋭い一言。
「まぁ、しょうがないじゃないですか。食べる量が全然違ったもん」 すずこさんも素直に認める。
「そうだね、すずこ痩せたよねぇ、あのころに較べて。」 サツキも同意。
これで済めばよかったのに・・・。
「でしょぉ〜?!抱き心地も全然違うんだよ、コイツ」
・・・。
「ばっ・・・!」 すずちゃん、あわててタロちゃんをけん制・・・するも、時すでに遅し。
「え?!」 サツキの目がまん丸になる。
「あ、キミら、今日一緒に来てたよね。何だ、付き合ってるんだ?」 旦那サマのお友達が間髪入れずに聞いてくる。
「え?!えぇ〜っ?!そうなの?!そうなの、すずこ?!!」 昼間飲めなかった大好きなワインをグビグビ飲んでたサツキが大興奮 ・・・しすぎて、まだ半分以上残ってたボトルをひっくり返す。
「待ちなさいっ!! 違うから! 違いますっ!!!」 すずこも必死。
見事に床に広がったワインを旦那サマのお友達が 一生懸命タオルで拭きながら、 「サツキちゃん、大丈夫かなぁ・・・」と心配そうに見つめつつ、 「じゃ、俺らはこれで帰るから。またこっちに来たら声かけてくれよ」 と部屋を後にしたのでした。
・・・ヤレヤレ。
後に残された4人も、テンションダウン。 ・・・と思っていたら、
「でもさ、さっきの『抱き心地』って・・・?」
攻撃再開。
「あ、それは事実事実!」
すず太郎のテンションも再燃。
べちっっ・・・!!!
すず太郎、すずこさんから2度目のパンチを喰らい。。。
「もう〜っ!すずこ、ちゃんと話してよ。 話すまで部屋から出さないからね。」
「だ〜〜〜っ!!! わかったよ、話すよ。」
酔ったサツキにはどうにも勝てず。 すずこさん、昨夜のいきさつを語るハメになったのです。
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