朝、JR恵比寿駅周辺を散歩した。このあたりは大人でお洒落な人が多い気がする。丸の内界隈のようにダークスーツ着てカツカツ歩いている人とも違うし、原宿・青山界隈のファッショナブルな若者&元若者連中とも違う。もうちょっとスローに歩いて落ち着いているって感じかなぁ。街によって色があるもんである。
私はパッとまずどこを見るか?男性の場合ズボンの裾と靴だね。裾の長さと靴のコラボレーション!これが絶妙な紳士にご対面すると「やるなぁ〜」と思ってしまう。そのような紳士は裾より上の方もなかなかの風情である。じゃあ、私はどうなのかって言うと自己採点『×』だなぁ。
スーツとかスラックス買って裾上げするとき、血液型A型ってこともあってけっこう私は慎重になる。針つけてもらってから靴履いて全身鏡でチェックしたり、店員さんに股下のサイズ確認するし、できあがってから試着して靴履いてまた全身鏡見てウットリしたり、実際に使用してからも「5ミリ裾上げして下さい」とか修正をお願いすることもある。就職活動のとき(今から22年前)買ったグレーのJプレスは「2センチ上げて」「ダブルの裾シングルにして1センチ下げて」「5ミリ上げて」とかわいそうに3回も出直しをさせられてしまった。
こんなに努力しても『×』なのは最近お腹ポコンだからだ。いくらベストと思われる裾サイズにしても、歩いていると、山の頂から麓へ湧き水が流れるかのごとくズボンがズリ下がりルーズソックスの様になってしまう。信号待ちとかで立ち止まるとベルトあたりを持ってズリ上げる。信号青で再び歩き始めるとまた下がる、立ち止まって上げる・・・なんてこと繰り返していると、Yシャツの下で隠れている下着Tシャツがベルトの上で丸まっちゃう。これはすごく気持ち悪い。
お腹ペコンの人は骨盤でガシッとズボンが止まるから、走ろうがジャンプしようがビクともしない。スリムなノータック・コットンパンツを着こなしても程良くソックスが見え隠れしている。いいわよねぇ〜カッコよろしくて!あと何年続くかしら、オ〜ホッホッホ〜!ってな感じ。
あ〜あ、お腹ペコンに戻って恵比寿を闊歩したいなぁ〜
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