2004年12月20日(月) |
ジョージ・チャキリス |
温かいご飯に

生卵落として 
脂切りしたツナ缶を入れます 
醤油たらして焼き海苔パラパラします 
あとはイッキに食します!“Oh〜!Taste so goo〜d!”(^o^)
今夜奥さん、勤め先で習っている英会話の授業+X'mas partyなので、我が家での夕食ナシとなってしまった。で、My dinner どうしようかなって考えていたら、思い出した、『ツナ玉ご飯』!
つい先日のような気がする大学時代。私は、将来の日本国経済のことを憂慮して学業に励む傍ら、我が身の生活を憂慮して、バイトにも励んでいた。バイト先は、“ 某 City hotel !”そこで私は、厨房清掃のバイトをしていた。その仕事上がりに食べていたんだねぇ『ツナ玉ご飯』!
City hotel の厨房は、朝から晩まで、宿泊客や美食客、色艶客の為にフル稼働している。その場所をキレイにして、翌日の宿泊客や美食客、色艶客の為にシェフとか板前さんが気持ち良く仕事するような環境にしようとすると、その時間は夜中しかない。その場に、大学生のモリハル、いました。
大量の生ゴミ、魚介類を運搬したあとの発砲スチロール等を塵芥室に移動し、排水溝に溜まった色んなモノを排除し、ダクトの油とか煤を削る。その合間に、バイト仲間の当番が食材調達するんだね。『ツナ玉ご飯』の材料とか、味噌汁の具とかをね。なんせ食材の中でのお仕事だったからね。
そんな我々の前に立ちふさがる輩がいた。『皿洗い軍団』だ!
彼らと我々は、『ウェイスト・サイド物語』の『ジェット団』と『シャーク団』のような間柄だった。ミュージカルの世界では、イタリア系の『ジェット団』とプエルトリコ系の『シャーク団』が、歌ったり踊ったり恋したりして民族紛争していたのだが、『生ゴミ軍団』と『皿洗い軍団』は、厨房の中で、洗った皿の上に煤落としたり、キレイになった排水溝の中に生ゴミ流したり、仕事終了後の風呂場で水掛け合ったりして敵対していた。今思うと、「アイツらより俺達の方がマシだぜ!」ってな感じだったのかな?
戦い終えたあとの『ツナ玉ご飯』は、そう、最高のご褒美だった。それをタマ〜に食べたくなる。食べている時“Tonight 〜 tonight 〜 ♪”と、BGMも聞こえくる。「ア〜!青春の食いモンだなぁ〜!」
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