モリハルゆ記

2005年02月01日(火) 典型的旅

 先週末、熱海へ行って来た。

 

 旅行といったら、昔から熱海と相場は決まっている。3年目の新妻と、去年末購入なので2年目に突入する新車と一緒に行ったのは、会社の保養所だ。

 

 我々以外に二家族来ていると知ったのは夕食の時だ。隣の部屋で宿泊するご家族は、20代後半〜30代前半とおぼしきご夫婦と3歳になるお嬢さんご一家だった。すき焼きをつついている最中、そのお嬢さん、○○○ちゃん、とても我々のことが気になるらしい。ニコニコして近づき、習いたてのバレエを披露してくれる。お礼に私は、親指が『ポンッ!』と抜ける40年来の技を披露した。この年代のお嬢さんは、ツボにはまると笑いが止まらないみたいで、何度もアンコールを要求される。私の親指は30回くらい抜けたと思う。

 

 熱海港が一望できる東向きの窓は、朝日が眩しい。夜中何度も起きてしまったので、目がショボショボする。隣りの○○○ちゃん、夜中に指が抜ける夢でも見たのか、何度も激しい夜泣きをしたので、その度に私も起きてしまった。旅した時の朝飯は、寝不足でも大量に食べられるから不思議である。ご飯おかわりして完食した我々はMOA美術館へ向かった。

 MOA美術館は、な・なんと創立者岡田茂吉氏の略 Mokichi Okada Association の略であった。名前の由来でたまげたが、運良く、展示期間は毎年この時期だけみたいである国宝の尾形光琳作『紅白梅図屏風』が見れた。尾形光琳が住んでいた住宅が再現しており、それを拝観しながら抹茶まで堪能してしまった。お茶屋さんの着物着た綺麗な店員さんに「写真撮影はご遠慮ください。」と言われる直前に撮影したのがこのお菓子だ。
 
 

 この後、18歳未満入館禁止の『熱海秘宝館』へ移動した。割引券使ってお一人様1,500円の入場料であった。30年前に行ったら腰が抜けたであろう。46歳の今、乾いた笑いが起きた。ウン笑えた(^O^)

 この時期、やはり梅である。華やかで国民的行事である桜の花見、その前には梅がいる。『熱海梅祭り』にこれまた運良く遭遇した。『ミス熱海梅祭り』を応援する『ミス郡山』もいらっしゃっていた。彼女達を見て思った、「TVに出る芸能人はキレイでスタイルいいんだな。」と。

 


 旅のお土産は『鈴廣の蒲鉾』だ。ところが、小田原厚木道路入り口近くにある『鈴廣』のお店は、団体おばちゃんに占拠されていた。蒲鉾の『試食』が追加されると大きなおばちゃん津波が押し寄せる。恐ろしい・・・!なんとか津波をかき分け、『わさび漬け』と『蒲鉾』を確保し、避難できた。

 あ〜1泊2日、楽しい旅ができたなぁ〜!さて、次はどこに行こうかな!
  


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