海の近くに住んでいるなんてちょっと憧れちゃう。しかも船まで停泊している。約束の時間にはちょっと早かったので周りを散策したら、海と船が近くにあった。

ここは中央区の勝どき駅から徒歩10分に位置する。船の向こう岸は、昔モーターショーで人がごったがえした晴海の展示会場跡だ。モリハルが神童と我が家でいわれていた40年前、今は亡き父親に連れられ、ボンネットバスとかトラックを垂涎のまなざしで見ていた記憶が蘇る。(ヨダレたらす坊ちゃん刈りのモリハルが大型商用車の前にいる白黒写真を想像してください)
「仕事明けにウチきてくれますか?」午後4時には仕事を終え自宅にいらっしゃるというコトだ。指定の集合住宅に足を踏み入れると、あるわあるわ『長靴』が!

写真では2足しか写っていないが、各家庭の戸口前には必ず長靴が陰干ししてあった。ここの住民は長靴を常用されていらっしゃる方が多いということだ。水はシャットアウトしてくれる優れものだが、汗をシャットインしてしまうのが長靴の特徴だ。使用したら風通しがよいところに保管するのがイチバン!
モリハルのお会いした方のご職業は「築地で仲買してます」であった。「オオ〜それはうらやましい!美味しいお魚毎日食べているんじゃないですか?」「いやぁ、私は肉の方が好きでしてね」しょっぱなから噛み合わないアプローチトークをしてしまった。
話は変わってその夜、お仕事の提携関係者30人くらいで打ち上げをした。「昨年度はお世話になりました。おかげさまでボチボチでした。引き続き今年度もボチボチ宜しくお願いします。」という感じの典型的日本式飲み会だ。だが場所は非日本式の『香港ガーデン』だった。広尾にあるそのお店の中では、飲茶食べ放題、紹興酒等飲み物飲み放題、しかも1時間ごとに中国雑技団(といっても総勢3名だけど)のショーが繰り広げられる。

ステージに一番近い席だったので「とうぞ、ステジあかてっ、おてつたいしてくたさい」とお誘いを受けるのではないかとドキドキ期待していたが、昔の神童には声掛からなかった。残念!モリハル体硬いからステージでウケタと思うのにな。
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