知人の家はモリハルんちから徒歩15分にある。先週、モリハルと同じくバツイチになってしまった知人は要らない家具を処分し、家庭内の家具を大移動し、今月から大学生になった娘さんとの生活を快適にしようと計画し、今日実行した。
「実家から米送ってくるんだけどいらないか?」「みりん干しの干物も送ってくるんだがいらないか?」「終わったらビール飲まないか?」モリハル食い物と酒で釣られたんだなと言われても否定できない。
現在の日本国においては、タンスとか食器棚等の大型家具の処分にはとにかくお金が掛かる。行政に処分を依頼すると、引取りの予約をし、近くのコンビニでシールを購入し、自身の手で家屋の外まで移動しなくてはいけない。街中でよく見かけるリサイクルショップに「商品仕入れないか?」とお誘いすると「行政より高いお金を請求しまっせ!」となる。今回の知人の場合、前者は4,000円、後者は19,000円の費用が発生することが判明した。
知人は前者を選択し、モリハルに第三のビールを6本飲ませ、実家から送られてきた米とみりん干しをお土産に持たせことにより、4,660円を支出したことになる。
なにはともあれ作業開始3時間後、地下一階の元納戸はコンクリート打ちっぱなしの「これが世田谷区にある個人の家かよ」と言われてしまうかもしれないミュージックスタジオに変貌した♪

DVDで『SYOYA』のファイナルコンサートをフルボリュームで流し(懐かしいなぁ〜確か居酒屋の『庄や』でバイトしてた女性5人のグループだよね)それに合わせてエレキギターをフルボリュームでかき鳴らしても(正確には音とリズム合っていないのかもしれないが気分はバリバリ合ってた)世田谷の住宅街へはまったく音が漏れないことが判明した。知人は予想外の空間と音量を得たことにいたく感動し、近い将来生ドラムを購入を決定。
サイコ〜だぜぃ!モリハル宅徒歩15分のトコに、お米とみりん干しをひょっとしたら定期的に提供していただけ、エレキフルボリュームでかき鳴らし、生ドラムドコドコ叩けるところができた。和製ロックは日本食と世田谷スタジオで救われるかもしれない!
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