モリハルゆ記

2007年01月08日(月) お年賀

 高島屋タイムズスクエアと東急ハンズに行こうと思い、正月明けの3連休最終日、駐車場混雑するかもしれないなと危惧しつつ、奥さんと娘の唯ちゃんも一緒だったのでパジェロミニ号で新宿へ向かうことにした。明治通りを右折し、駐車場警備員が振る誘導灯の指示に従って駐車場入り口まで走らせる。けっこうイイ流れだなと思ったのもつかの間、やはり空車待ちの順番待ちになってしまった。

     

 目の前は黒のセルシオ、その先にはえんじ色のランドクルーザー、バックミラーには車種特定できないが灰色の四輪駆動大型車が映っている。「やっぱ高島屋に来る車は高級車が多いな。」と感心したその時、横の道をカローラとかマーチの大衆車が警備員の誘導で追い抜いていくではないか!「なんでじゃ〜!」

 セルシオの運転手に話していた別の警備員が、右手をあたかも自衛隊の敬礼のように挙手して挨拶した後、パジェロミニ号に近寄って来た。「スミマセン、大型車は機械式の駐車場に入れないので、小型車を先に先に行かせております。恐れ入りますがもう少しお待ち下さい。」やはり敬礼されてしまった。なるほど、敬礼は大型車に乗るセレブへの挨拶だったワケだ。何を隠そう、パジェロミニ号は軽自動車ながら車高が異常に高いのだ。

 ところで、なんで敬礼されに行ったかというと、先週5日の仕事初めは自主トレスタートみたいなもんで、いよいよ明日からオープン戦、ペナントレース開幕に向け新年の挨拶廻りをするため、『お年賀』を買いに新宿へ赴いたということだ。

 新卒で入社した会社は結構『お年賀』気合入れていた。得意先へダンボールに入ったミカンと日本酒の一升瓶、そして女性社員用にお菓子も持って行った。次の会社では、そもそもSP(セールスプロモーション)を提案している会社でもあったので、自社製品のPR兼ねて『お年賀』を得意先へ配った。当時の上司、先輩からの「新年の挨拶廻り、『お年賀』持って根性入れて行ってこい〜!」という命令、指示をモリハルは、「これぞ日本の仕事初めだ〜!」と、まったく疑問に思わず実践していた。

 だけど今はちょっと考え違うな。その『お年賀』自体が自分のアイデンティティのような気がする。大げさに言うと、自分のセンスをご披露する儀式だ。『お年賀』『粗品』『お土産』それら直接利益を生まない提供物には努力した方がいいと思っている。結果、大したモンじゃないとしてもね。

 さて、今回『お年賀』何にしたかというと、これがまだ半分決まってないのよ。まいった〜、新年早々頭悩む〜!


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モリハル [MAIL]

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