モリハルゆ記

2008年08月08日(金) 高校時代

 母校が90周年を迎えるという、記念祝賀会のお知らせが、同窓会の寄付を呼びかける振込み用紙とともに送られてきた。寄付ねぇ・・・



 「甲子園に出場が決まりましたので是非カンパを!」なら、「後輩諸君、よくぞ成しえた!」と、大枚叩くんだろうけどなぁ。う〜ん・・・

 モリハルは高校時代、サッカー部に所属してた。ボール買ったり、合宿の費用、部費だけでは足りなかったので、サッカー部OB、卒業生へ寄付を募っていた。アポ無しで直接自宅へ行く。「○○先輩いらっしゃいますか。サッカー部への寄付いただけないでしょうか!」

 『ウォーターボーイズ』の妻夫木聡クンみたいな初々しい高校生(モリハルのことです)が、目をキラキラさせて、爽やかな汗かいて、差し歯じゃないホンモノの白い歯で微笑んでいる。これはもう、○○先輩カンパしちゃうよ。実際、けっこう集まったね。先輩不在でも、ご家族の方が「大変ねぇ、ご苦労さん」と冷たい麦茶とともに寄付をくれる。なんつったって、妻夫木聡クンが目の前にいるんだからね!

 時代は変わり、妻夫木聡は先輩側になった。小栗旬が家に来ても、核家族化が進んだ妻夫木家、日中誰もいないから無駄足に終わるだろう。だからって、電話してきて「寄付してください」なんて言われたら、「オマエは振込み詐欺か!」と、一喝するかもしれない。振込み用紙が突然郵送されてくる、そんな時代なんだろう。

 明日は高校のクラス会だ。メールで他府県、海外に散らばっている友人達の出欠を呼びかけ、ぐるなびで検索、予約したお店でどんちゃん騒ぎし、記念撮影をデジカメで撮る。すっかりデジタルウェーブに乗ってる!だけど、80歳を越えられた恩師にだけは、封書でご招待状を郵送している。先生は、パソコン、携帯電話持っていらっしゃるけど、郵便でのお誘いが正しいやり方だと、モリハル改め妻夫木聡は確信しているからだ。

 しかしながら今回、切手を貼らずに投函してしまいました。妻夫木聡しっかりしろ。老いるには早すぎるぞ!


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モリハル [MAIL]

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