自己啓発のセミナーでは 時に、人前では絶対に口にしたくないことを 質問されます。
その時の質問は 『子供をおろした経験、 またはおろさせたことは何回あるのか』
20人くらいの、全く知らない人の前ではあるけど このような経験は、なるべく思い出したくない、 負のことです。
あったとしても 「私は○回です」と言うことでもありません。
ダンカンは一人一人に聞いていきます。 『忘れました』 最初の人がこう言うと、 『こんなに大切なこと、忘れたの?』 と、厳しい質問・・・。
ある若い女性が、泣きながら『3回』と答えます。 そのあと、『1回』とか『3回』とか。。。 ダンカンはこう言いました。
『特に女性にとって、こんなに悲しい経験はない。 体も心もきずつくから。 でも、こういうことがあって、 人の痛みや悲しみがわかるんだよ。 それが一番大切なこと。 はすの花を見てごらん。 泥の中から、あのきれいな花が咲いている』
どんなに悲しく、つらい経験でも それは必ず、その人自身の魂の成長に 貢献するのです。
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