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谷口 令のハッピーダイアリー  
人の痛み 2001年10月18日(木)

人の痛み


自己啓発のセミナーでは
時に、人前では絶対に口にしたくないことを
質問されます。

その時の質問は
『子供をおろした経験、
 またはおろさせたことは何回あるのか』

20人くらいの、全く知らない人の前ではあるけど
このような経験は、なるべく思い出したくない、
負のことです。

あったとしても
「私は○回です」と言うことでもありません。

ダンカンは一人一人に聞いていきます。
『忘れました』
最初の人がこう言うと、
『こんなに大切なこと、忘れたの?』
と、厳しい質問・・・。

ある若い女性が、泣きながら『3回』と答えます。
そのあと、『1回』とか『3回』とか。。。
ダンカンはこう言いました。

『特に女性にとって、こんなに悲しい経験はない。
 体も心もきずつくから。
 でも、こういうことがあって、
 人の痛みや悲しみがわかるんだよ。
 それが一番大切なこと。
 はすの花を見てごらん。
 泥の中から、あのきれいな花が咲いている』

どんなに悲しく、つらい経験でも
それは必ず、その人自身の魂の成長に
貢献するのです。

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