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谷口 令のハッピーダイアリー  
サイモントン療法 2005年03月25日(金)




『ねえ、ママ、病気ってね、同じ症状で、同じように治療しても
 直り方が違うんだよ。それはね、その人の心に希望があるか、ないかなんだよ』

スバルは最近よく、心の話をしてくれます。
手塚治虫の本からなのか、いつもしている私の話からなのか、
それともテレビからの影響なのでしょうか。。。

実際に、とても大きな成果をあげているサイモントン博士の話を
スバルに話しました。

 サイモントン博士は放射線腫瘍医として第一線でガンの治療にあたってた時に、
 治療を重ねるにつれて、病状はまったく同じ患者でも、回復力に
 ものすごい差を見るという矛盾に自分の医療に行き詰まりを感じました。

 まったく同じ症状、まったく同じ治療を行っているのにもかかわらず、
 成果が出て健康になっていく人と、まったく成果がでないで死を迎える患者さん。
 博士はここで患者の精神状態、心理状態が
 病気の経過に大きな違いを作るということ気づきました。

 希望を持って治療または日常生活に取り組む人と、
 絶望感でそうする人とでは病気の回復に大きな差が出たのです。
 博士は研究に研究を重ね、サイモントン療法を作り上げ、
 今、世界中で実践しています。


私が感動したのはサイモントン博士のこの言葉です。

『病気は,その症状が緩和される、あるいは治まるだけでは治療とはいえません。
 私たちの心も体も、人間そのものが癒されてこそ、
 初めて治療と真の健康を得られるのです。』

                     

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