| 2004年10月14日(木) |
ガイア2005年4月解散�� |
まいったなあ。ガイアが長与の引退より先に解散しちゃうなんて、 私の読みは完全に外れてしまったよ。 だが、私は驚きはしたけれど、残念だという思いはなかった。 むしろガイアは「解散することによってさらに勝ち組になったんだなあ」と いう思いの方が強かった。 あるいは勝ち組へのチケットを手に入れたという方が正確か?
何故そのような感想を持ったかといえば、 �,埜従�分析から今後の展望を書いてはみたけれど、 全体として女子プロレスの置かれた状況、劣勢というのは変わらない。 娯楽産業という巨大なマーケットの中で女子プロレスのシェアは1%にも 満たないくらいではないか? �,呂修ΔいΕ轡Д△涼罎任了笋隆�望的好意的な妄想を書いたに過ぎない。 現実はそこまで厳しい。
そんな現実の中で、最も人気と集客力があり、従って経営的には 一番安定しているように見えたガイアが解散するということは、 おそらく「女子プロレスの将来に経営的に見切りをつけた」からでは ないか、と私は思う。 会社を設立して経営していくのも難しいけれど、 廃業するのはまたそれ以上に難しい。 整理するなら負債をしょいこまないうちに、 泥沼にはまってしまわないうちに、というのはよく言われること。 それが出来るかどうかは経営者の手腕である。 その点でガイアのフロントは経営センスに優れていて、 迅速な団体解散に踏み切ったのだろう。 沈みかけた船から一番先に降りたのがガイア、そういうことだと思う。 火傷をしないうちに撤退できる、それだけでもう勝ち組。
それではガイアはただ船から降りただけなのだろうか? ガイアに所属していた選手たちはどうなるのだろうか?
そういうことを考えた場合、 ガイアの今回の行動は次のステップへ移行するための布石だ、というのは 楽観的すぎる見方だろうか? では、次のステップとは何か、それは総合格闘技団体の旗揚げではないか。 というよりこれは私の期待であり、願望であって 「勝ち組へのチケット」というのはこのことなのだけど。 女子プロレスがこの先、もう一度テレビのゴールデンタイムで 放映されるような人気ジャンルになることは99.9%ないだろう。 だが、女子総合格闘技にはメインストリームに踊り出る可能性が 十分にある。 先日、日本テレビでは土曜日のゴールデンタイムに女子レスリング大会を 放映した。 この快挙は今後の女子格闘技界にとって大きなマイルストーンに なったのではないだろうか。 女子格闘技がゴールデンタイムに放映されるコンテンツになりうると いうことを示したのだ。
これまでにも女子総格に取り組む団体は幾つかあるが どれも成功というまでには至っていない。 ガイアはDSEのように、大きな大会をプロデュースし、 そこに世界中から女子総格あるいは異種格闘技戦の選手を集めてくる。 そんなことが実現したらどんなに胸がわくわくすることだろう。 プライドやK-1の女子版だ。 それを楽しんでみる女性ファン、男性ファンもすぐに獲得できるだろうし、 また最も重要なことだが、選手になりたい女子がどんどん出てくるのではないか。
ガイアは10年間の興行ノウハウも持っているわけだし、 赤字で解散するのでない以上、ある程度の資金力もあるだろう。 ぜひぜひこの道で新しい地平を切り開いてほしい。 以上は予測や展望ではなくて、私の強い願望。 一方、ガイアに現在所属している選手たちはどうなるのだろう。
私が今回の解散宣言で最も評価する点は、 団体がきちんと解散宣言することによって 選手たちの身分がクリーンな形で自由になることである。 (これまでの選手の団体離脱、退団などの歴史を思い出してほしい。 04年4月のLLの青野選手解雇は特に後味が悪かった)。
身分が自由になるということは、彼女たちが大手を振って どこの団体にでも出られるということであり、 また、望むなら新団体を作ることも出来るということだ。 つまり、いろいろな可能性が開かれているわけだ。 これは大事なことだと思う。
またまた私の願望になってしまうが、 出来れば尾崎魔弓あたりが中心になって、 �,暴颪い�2のグループも巻き込んで大きな団体を作ってほしいと思う。 小さな団体が乱立するのはもういい。 それは衰退へのスピードを加速させるだけだ。 ガイアからの選手と�▲哀襦璽廚�らの選手を対象にして 厳正なオーディションを行った上で団体を作ることが出来れば 強力な布陣になるのではないだろうか。 ただし、ここでもネックになるのは資金的なバックアップと プロデューサー・・・・ 現実的には難しい夢物語かな。
だが、夢物語はともかく、 ガイアから自由になった選手たちがどういう道を選ぶかによって 女子プロレス界大きな影響を受けるとは言えるだろう。
とにかくガイアの解散が 女子プロレスを含む女子格闘技界に新しい波を起こすことを 強く願ってやまない。
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