*** Diary ***




 >> 赤の神紋

2002年11月18日(月) << 
小説は読んだことがないんですが、関さんが出ているのでCDを買ってみました。
赤の神紋は炎の蜃気楼の桑原さんの著書なんですが、ミラージュがただ単に好きな私は全然興味がなかったんです。で、まっさらな状態で聞くと・・・さっぱりわからん。(ミラージュもそうだけどね)でも、連城の葛藤がまるで直江を思い起こさせて、「あぁ、やっぱり桑原水菜ワールドだな〜」と感じました。いやはや、やぱりドロドロしてるよ〜!独占欲丸出しだし。いい男(?)だし。監禁してるし。って書くと、桑原作品はどういうものなんだと思われるかなぁ・・・


★ケイと連城・・・
先に言っておきます。櫻井さん及び竹若さんファンの方、ごめんなさい・・・
いけないこととは思うんですが、ついついミラージュと比べてしまうんですよね。やっぱり思うのは、ケイ(櫻井さん)も連城(竹若さん)も頑張ってると思うんですが、なんかまだまだ軽いかなぁと・・・ふたりの掛け合いみたいな、ふたりのシーンで思いました。高耶と直江の掛け合いって重いんですよね。すごく。「この夜に、翼を」を聴いていると、絶対息が詰まってくるんですよ。あの空気がすっごく好きなんですよ、私は。確かに、関さんが好きだってこともあるけど、でも、高耶を聴くときはもうそれは関さんじゃないんです。高耶そのものなんです。私の中で。それは直江も然り。速水さんとは思っていません。そういう雰囲気が作り出せるのは、おふたりが長く役者をされているからだとは思いますが。(「この夜に、翼を」のときでも10年以上されていますから。それにお付き合いも長いようですし。ジリオンから考えても当時でも7、8年経ってますし)ケイと連城に同じものを求めるのは間違っているのは重々承知です。ケイと連城は、高耶と直江とはまったく違うわけですし。でも、比べて、同じような重みを求めてしまうのは、ミラージュの心地いい重みを知っているからでしょうね。桑原作品には独特な重さがあると思うんです。(CD聴いただけですが、何となく感じました)その重みを早くケイと連城にも作り出して欲しいと思います。まったく同じ空気を作って欲しいわけじゃなくて、赤の紋神の重みを感じさせて欲しいです。
そういえば、連城と奥田の話している場面。下手をするとどっちが話しているのかわからなくなって大変です。おちゃらけた小野坂さんじゃないから竹若さんと区別がつかなくって・・・「どっちがしゃべっとんじゃい!」と突っ込みを何度入れたことか・・・やっぱ、原作読んでないとダメなのかねぇ〜・・・


★ビバ!榛原憂月!
何がビバだ、何が・・・何がって関さんが。いや、めっちゃ存在感があって。どんな人なのかいまいちわからないんですが、挿絵を見た感じでは「この人、濃い・・・」でした。いや、濃いって鬱陶しいとかそういう濃いではなくて、雰囲気というか・・・CDで聴いて「あぁ、やっぱり濃いんだ・・・」と思いました。て言うか、ファンとして言わせてください!


関さん、カッコいいっす!!


誰が何と言おうと構いはしません。私の中では最高です!ちょっとBALLADを思い出しましたが。ワタルを怒鳴る部分は「んん?」と思いましたが(挿絵から連想して、ね)連城の幻に話し掛けるところとか、幻な榛原が連城に話すところなんかは、凄く好きです。1番好きなのは教会でケイに「演じるとは、そういうことだ」って言う台詞です。もう、私、叫びそうでした。あの言い方が滅茶苦茶ツボでした!あと「日本に帰るぞ、渡辺」ってところ。「・・・に行くぞ、直江」って言って欲しかったよ〜。景虎っぽくってニヤけた〜。(ああ、もう。私ダメだ。末期かもしれん・・・)
高耶といい榛原といい、関さん、桑原作品の天才(勝者)を演じますね〜。「これってもしかして桑原先生の愛?」って思ってしまうのは、やっぱり私がアホだからでしょうか。でも、桑原作品には欠かせない人なのかもしれませんね、関さん。って言っても、2作品ですが。あぁ、いかん。榛原、気に入ったかもしれません・・・ああ、もう!関さんに流される〜・・・
いや、しかし。本当に関さん、存在感が凄かった。やっぱ、ビバだよ、関さん!




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