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■ 寄せ集めた集合体。
朝、食道でスウプを一さじ、 すっと吸ってお母さまが、 「あ」 と幽かな叫び声をお挙げになった。 「髪の毛?」 スウプに何か、イヤなものでも 入っていたのかしら、と思った。 「いいえ」 お母さまは、何ごとも無かったように、 またひらりと一さじ、スウプをお口に流し込み、 すましてお顔を横に向け、お勝手の窓の、 満開の山桜に視線を送り、そうしてお顔を 横に向けたまま、またひらりと一さじ、 スウプを小さなお唇のあいだに滑り込ませた。 ヒラリ、という形容は、お母さまの場合、 決して誇張では無い。 婦人雑誌などに出ているお食事のいただき方などとは、 てんでまるで、違っていらっしゃる。 弟の直治がいるか、お酒を飲みながら、姉の私に向かって こう言った事がある。 「爵位があるから、貴族だというわけにはいかないんだぜ。 爵位が無くても、天爵というものを持っている立派な貴族のひとも あるし、おれたちのように爵位だけは持っていても、 貴族どころか、賤民にちかいのもいる。……」
『斜陽/太宰治』
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私が始めて太宰の作品に触れた瞬間。
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やはり頭の良い人っていうのは、いいと思いました(何) 会話が楽しいし切り替えもいいし楽です。 物事がスムーズにいきます。 いえ数学教えてもらってる一ツ橋の現役学生さんと ここ何日付き合ってもらってわかったことですが・・・ やはり、なんつーか人生生き方違うなぁと思いつつ 完璧主義者だなぁと思いつつ 独白多いなぁと思いつつ
(笑) 頭のよい人は、いつも何かを考えている故独り言、多いそうですよ。 ちなみに私は多くないです+だって平凡さんだもの(いばるなよ)
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今日は空友だち&マリエと遊びに行きました。 美浜へ+ しかぁーっし、就寝時間3時の私が 朝10:30の待ちあわせに間に合うはずもなく
朝起きてみれば 11:00
・・・・・・寝坊し過ぎだ私ぃーーー!!!
(痛) 昂で連絡とって先に御飯食べててもらいました; しかも親にも見放され、バスで行きました、自力で(遠く) そんなこんなで映画とか観てきましたよー(嬉々) ズバリ『アイスエイジ』。 うん、結構楽しくて笑えました。 もう上映中笑い所満載で久々に楽に楽しく観れましたv ドングリ追っかけてるヤツのキャラがなんともナイス(笑) 感動の場面もあり、涙がちょちょぎれましたが 小さい子に是非ともお勧めしたいと思う作品でした。 是非御鑑賞あれ。
映画観たあと買い物とかもしました。 2900円の財布・・・(高っ) 私のじゃないし、誕生日プレゼントだし(あははー) え?誰のって? そんな野暮なこと聞いちゃいけませんよv(聞いてない) 久々にカラオケとかも行きました。 今年になって初です初+ 椎名さんとかラルクとか唄いましたけど 私が選曲した曲で 中島みゆき『空と君とのあいだ』を入れたときには 場内騒然(笑) 地上の星も唄いました。 どんどんエスカレートして空ともだちと ゆーみん唄ったりして楽しかった楽しかった。
そしてその後猛ダッシュで学生さんの家へ+(忙)
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「なんでかなぁ?」
哀しそうに笑う君はそう言った。
「何がさ。」
僕は興味なさそうに言った。
「苦しくて、痛いんだ。」
「びょーき?」
悪戯半分で言った。
「・・・そうかもね。君の所為で、」
「何それ。」
僕は心外だという風に言った。
君は僕をー相変わらず哀しい瞳のままー見つめて言った。
「こころのびょうきだ。」
「 」
僕は何も言えなかった。
「冗談だよ、冗談。本気にしないでよ。」
また困ったように笑った。
冗談には思えない表情だ。と僕は思った。
「・・・」
「そんな顔しないでってば。ほら、大丈夫。」
そう言って笑う君はとても綺麗な笑顔をしていた。
そして
悲しみに押しつぶされて今にも泣きだしてしまいそうな
とてもとても 痛々しい目をしていた。
「愛はそこにあったの?」
2002年08月09日(金)
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