twilight shackles
枷夜(かや)



 返事を待つということ

親愛なるご主人様+++

今日は少し早い時間に更新させていただきます
今、ご主人様は何をされていますか?
どんなことを考えていらっしゃるのでしょうか...
枷夜は、ご主人様から来るメールをずっと待っていました
メールを見るたびに...まだ来ない...とただ待っていました

今の私には待つしか出来ません
それがたまらなく辛いのです

もしかして今日は彼女さんとずっと一緒で
身体を重ねているのでしょうか...

私には、出来ないこと...願えないこと...

近くに居られないのが寂しいです...
傍に居たい...ご主人様の足元でかまわないから...
ご主人様の足で踏まれてもいい
傍に居ると感じることが出来るなら
そこに居るということを許してくださるなら...

枷夜がご主人様と持てる接点は
携帯電話とインターネットだけ...

今も携帯を見てはため息が出てしまう
ご主人様からのメールが来ない...
「おはよう」
ただ一言、それだけでも嬉しい
そのメールが来るたびに
私は「いらない子」じゃないんだって思える
ご主人様が『枷夜』に話し掛けてくれる
他にもたくさんの知り合いがいるだろうし
他の人ともメールで話していると思うけれど
ご主人様は『私』にメールを送ってくれる
「今は何をしている?」
「暇だから苛めてあげる」
「枷夜はいやらしいね...」
携帯のメールという短い文章の中で
ご主人様は遠くから私を犯していく

来年になれば...もっとお傍に居られるのに...
来年になることがこんなにも待ち遠しい
もっともっとお傍に居たい
電話の向こうではなく目の前に居たい...
ご主人様の手で私を調教してください
ご主人様の望む姿に私を作り変えてください
ご主人様の手で私の全てを壊して欲しいと願います

時は早く進みませんか...?





早くご主人様のお傍に帰りたいです
願えない...、ですよね

2001年10月17日(水)
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