twilight shackles
枷夜(かや)



 嫉妬...

親愛なるご主人様+++

今日はご主人様とメールでお話していて
少しだけご主人様の彼女に嫉妬してしまった
いけない枷夜です

ご主人様を襲うなんて…
枷夜にはそんな勇気がないので出来ません
けれどご主人様はメールの向こうで
とても嬉しそうにお話されていました

そんなご主人様の姿を見て
枷夜はご主人様の彼女に少し嫉妬してしまいました

いけない子です

彼女に嫉妬なんて
ご主人様に飼われている枷夜はしてはいけない事...
枷夜はご主人様の飼い犬に過ぎないから...

ご主人様がそのお話をされている間
枷夜はこの気持ちをどうにかしないと...と
一生懸命でした

ご主人様...
枷夜は、ご主人様以外に仕えようとは思いません
私のご主人様は、ご主人様ただ一人です
ご主人様が喜ばれる事をするのが枷夜の一番の幸せです
文章にしてどうやって伝えたらいいのかわからないくらい
いっぱい...いっぱい...
頭の中には言いたい事があるのに文章に出来ません

ご主人様に...早く逢いたいです
枷夜は逢いたい気持ちで胸が張り裂けてしまいそうです
電話の向こうじゃなく
メール越しではなく
...ただ、今はご主人様に逢いたいです

現実と非現実がぐちゃぐちゃになっています
今の彼との『現実』の生活...
『枷夜』としてご主人様に仕える『非現実』の生活...

どちらも大切でどちらも捨てきれない...



枷夜は






...わがままですか?

2001年10月16日(火)
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